tm2011a.jpg 2007年に始まった「東京マラソン」の開催が、今年も近づいてきている。都内では夜な夜な出場者とみられるランナートレーニングしている様子が見かけられ、コースとなる道路にはすでにロゴの入ったフラッグが掲げられている。皆さんのなかにも、選手として、あるいはボランティアとしてなど、なんらかの形で参加する方もいるのではないだろうか。

 さて、参加者人数は日本最大、一般参加の部のエントリーは毎回抽選になるこの大会で、ひときわユニークな試みをしている人物がいる。2000年イギリスから来日し、都内在住のジョセフ・テイムさんである。今年で3大会連続出場を果たす彼は、毎回マラソンをしながら、走る様子を「生中継」しているそうだ。彼の「ザ・マラソンプロジェクト」とは、いったいどんなものなのか。

 ジョセフ・テイムさんのウェブサイトによると、ジョセフさんが初めて「東京マラソン」に参加したのは2009年2008年の秋からランニングを始めたという彼は、2009年の「東京マラソン」10kmロードに挑戦しようとエントリーした。高い倍率をくぐり抜け当選した彼は、「走れない人のために生中継をしよう」と決めたそうだ。この試みは、2009年の大会では視聴者1000人、iPhoneUstreamTwitterなども使って生中継した昨年の大会では視聴者13,000人を記録し大成功。そしてもちろん、このプロジェクトは今年も行われる。

 生中継の方法は年々レベルアップしており、今年は「iRun」という、手作りの「世界最新のモバイルソーシャルメディアマシン」を使用するそうだ。この「iRun」は「可動式のスタンドに載せた4つのiPhoneアンドロイド機、3つのpocketwifi、2つの風車、大気モニター、心拍数モニター」などが複合されたもので、これを使うことにより撮影はもちろんのこと、ロケーションから走行ペース、心拍数まで視聴者に伝えることができるという。ウェブサイトには、この機器を身につけたジョセフさんの写真が掲載されており、誇らしげなジョセフさんの様子が窺える。

 2月27日東京マラソン当日にこのプロジェクトウェブサイトに行けば生中継が見られるほか、ジョセフさんのTwitterアカウントを通して質問や応援メッセージを送ることもできる。また、サポートチームも募集しているようなので、あなたもこのユニークプロジェクトに参加できるかもしれない。「東京マラソン」に惜しくも抽選もれしてしまった方、参加できないけどマラソンが好きな方、あるいはジョセフさんの「生中継技術」に興味がある方などは、一度ジョセフさんのウェブサイトを訪れてみてはいかがだろうか。

【関連サイト】
TAME GOES WILD ジョセフ・テイムさんのウェブサイト
東京マラソン 公式サイト(大会概要など)

(古川仁美)

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