世間を騒がせた「漫画村」が閉鎖してから、電子書籍の売上が増えたとの報告が相次ぎ、ネット上で話題となっている。

漫画村」は、著作権を侵した違法な漫画の画像ファイル無料で閲覧できた、いわゆる海賊サイト衆議院予算委員会でも議題となり、政府は今年4月インターネットプロバイダーに対し、漫画村など3つの違法な海賊サイトへの接続遮断をめた。漫画村4月上旬から接続しにくい状態が続き、そのまま4月中旬までに閉鎖したとみられる。

漫画家や出版社に対する著作権が問題視されていた漫画村閉鎖してから2カほど経った6月6日漫画家の吟鳥子氏はTwitterで、

そういえば…あの地獄で幾霜のたうち回ってくれても足りないほどの損を出版界にもたらしたあの漫画無断転載サイト◯◯村がつぶれてから初めて電子書籍の数字が出ましたが2倍以上の記録になっていました…!正規の電子書籍サイトでご購入くださいました皆様、本当に本当にありがとうございます

投稿6月7日までに約2万7000件のリツイートがあった。さらに同日、作家佐竹アキノリ氏も、

“あの漫画違法転載サイト潰れてから、も電子版の売り上げが一気に増えていた。

・タダで見られなくなったら買わない
・知名度を上げて貢献している

こういう批判、結局のところ都合のいい思い込みだったってことだよね。”

Twitter投稿しており、こちらも6月7日までに4万件以上リツイートされている。

海賊サイト閉鎖によって電子書籍の売上が増えたというこれらの報告に対し、Twitterでは、

“某漫画村が潰れたおかげで電子書籍の売り上げがめちゃ伸びたらしい。著作権の保護が企業の為になると言ういい前例が出来たよね”
漫画村くなってから電子書籍の売り上げ増えたの?てっき変わらないものだと思ってたから嬉しい変化ね!”

と、前向きに捉えるが多い一方で、

漫画村消えて電子書籍の売り上げ伸びたって話、正直漫画村ユーザー電子書籍買う層だとは思えないし出版社とかがちゃんとデータ出してほしい。”

と、冷静な意見もあった。また、

漫画村が正しいとかいうわけじゃないけど電子書籍サイトへ新しい顧客を創り出した側面はあると思う”
漫画村あかんかったけども、あれによって電子書籍って読みやすいやん、なんて買ってられへんってなって、村後電子書籍を買い出した人って多いと思う”

と、「漫画村のしたことは許されるものではない」としながらも、電子書籍の利便性に気づく人が多かったのではないかと予想するユーザーも。

根絶すべき海賊サイトだが、良くも悪くも出版業界に影を与えたことは間違いなさそうだ。
(小大生)

■関連リンク
・吟鳥子@3巻続「きみを死なせないための…(@gintoriko)さん | Twitter
https://twitter.com/gintoriko

佐竹アキノ@逆成長チート4巻5/31発売(@satake_ctl)さん | Twitter
https://twitter.com/satake_ctl

・「漫画村」での検索結果 – Yahoo!検索リアルタイム
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search?p=%E6%BC%AB%E7%94%BB%E6%9D%91