回転寿司(すし)チェーンの「くら寿司」で品などとして入手できる、チンアナゴサメに足が生えたデザイン人形が話題になっています。ちょこんとテーブルの端にのせることができ、足が自由に動く構造で、SNS上では「かわいい」「シュールだ」「全種類集めようとした」などのが上がっています。運営会社「くらコーポレーション」(堺市)の広報担当者に制作の経緯を聞きました。

お気に入りのポーズ写真

 人形は「黄昏(たそがれ)のギョジン」というシリーズ名のオリジナル商品で、チンアナゴ3種類、サメ2種類、タコ2種類の計7種類があります。いずれも、人間のような“2本足”があり、自由に動かしてさまざまなポーズが可です。全長約8センチ、座高約4センチで、直径約5センチカプセルに入っています。2018年1月から、くら寿司店舗内のガチャマシンで販売(1個100円)しているほか、6月14日までは、寿司5皿で1回ゲームができる「ビッくらポン!」の品として当たることもあるそうです。

 くらコーポレーション広報宣伝部のさんに、制作の狙いや経緯を聞きました。

Q.チンアナゴサメタコモチーフにしたのはなぜですか。

さん「くら寿司を扱っておりますので、寿司ネタ以外も含めて興味が出るアイテムにしたい、という思いがありました。チンアナゴはかわいらしさのある生き物として人気がありますし、サメタコは表情の違いが出せるキャラクターになると思い、選びました」

Q.足を人間のようにしたのはなぜですか。

さん「ただのフィギュアではない、楽しさ、面さをプラスしたいと思いました。かわいいのか、気持ち悪いのか判別がつかないような、良い意味で『絶妙な違和感』を与える商品を考えました」

Q.どんな使い方や遊び方を想定していましたか。

さん「置いて飾る人形としても、動かして遊ぶ人形としても成立するように作っています。関節の曲がる足を付けることで、ポージングの自由度が上がり、手にした時に、『自分のお気に入りポーズ』を探し、それを思わず写真に撮ってしまいたくなる商品をしました」

Q.製造上の苦労はありましたか。

さん「メーカーさんは、関節の調整に苦労されていました。何度もサンプルを作りながら、ポージングをさせる時に絶妙な関節の加減を調整してもらいました。の一部に『くら』『KURA』といった隠し文字を入れ、手にした人に見つけてもらう楽しみも付けました」

Q.反応はいかがですか。

さん「SNSを見ると、お客さんに喜んでもらっているようで、うれしく思います」

 くら寿司現在内に約400店がありますが、「ビッくらポン!」は6月15日から別の品を展開するため、「ギョジンシリーズはいったん終了し、7月以降に一部店舗で再開。ガチャマシンでは、6月15日以降も在庫がある店は販売が続くそうですが、いずれも「人気商品で、在庫がなくなっている店もあるため、お店へ事前に問い合わせをお願いします」(さん)とのことです。(報道チーム

「黄昏のギョジン」のチンアナゴ(くらコーポレーション提供)