E3期間中も常運転でお届けする「インディーズゲームの小部屋」の第535回は,Aleksandar Kuzmanovic Gamesの「Unworthy」を紹介する。本作は,墓場からった戦士となって,悪意に満ちた世界モンスターと戦いを繰り広げるというアクションRPGだ。今ごろは超大作が続々と発表されているかもしれないけど,今すぐ遊べるインディーズゲームだって捨てたもんじゃありませんぜ,旦那


 本作のゲーム性をひと言で表現するなら,2D横スクロール版「DARK SOULS」と言ったところ。似たようなゲーム性の作品としてはSka Studiosの「Salt and Sanctuary」が挙げられるが,本作の大きな特徴は影絵のようなモノトーン調のグラフィックスと,ジャンプができないという独特のルール。もちろん,雑魚敵との戦いでも気を抜けない,DARK SOULSを彷彿させるシビアなゲームバランスは本作でも健在だ。


 本作でプレイヤーがすべきは,慎重に敵との間合いをはかり,ドッジロールで攻撃をかいくぐって,隙を逃さずこちらの攻撃を叩き込むこと。攻撃やドッジロールなどのアクションを行うとスタミナが減少していくので,やたらと武器を振り回すだけでは,たとえ雑魚が相手であっても勝ちは薄い。攻撃一辺倒ではなく,常に回避にも気を配ってスタミナを管理することが何よりも重要だ。


 敵を倒すと「Sin(罪)」を入手でき,同時に経験値を獲得してキャラクターが成長していく。Sinはこの世界における通貨のようなもので,ある程度ゲームを進めるとSin特定アイテムを使って新たなスキルを習得したり,NPCからアイテムを購入したりできるようになる。敵に倒されると,持っていたSinをすべて落としてしまうが,もう一度その場に戻れば失ったSinを回収できる。


 ゲーム開始時はを装備しているが,ほかにもハンマーハルバード,矢などの武器があり,NPCから購入したり,倒したボスから奪い取ったりすることで手に入る。これらは同時に2つまで装備して,戦闘中にいつでも切り替えが可だ。大を構えた敵はハンマー叩き壊してからでないと,ほかの武器でダメージを与えられないといった具合にそれぞれ特徴があるので,敵との相性によって使い分けよう。


 そして,本作のハイライトとも言えるのが,要所で待ち構えるボスとの戦い。ボスは高い攻撃と体を兼ね備えているだけでなく,残りの体に応じて行動パターンを変化させてくるという,かなりの強敵だ。体が少なくなるにつれて攻撃がしさを増してくるので,ボスを追い詰めたときほど気を引き締めてかかりたい。一気に倒せると思って油断して飛びかかると,いきなりの新しい攻撃パターンで返り討ちにされてしまうだろう。


 DARK SOULSとのシステム的な類似点が多い本作だが,ゲームの核となる部分で大きく異なるのが,Sin経験値が別物であるという点。本作では,たとえSinを失っても敵を倒せば経験値によってレベルアップするので,Sinを回収できずに何度死んでも,繰り返し戦っていくうちにキャラクターの基本ステータスが成長していく。Sinがないと,買い物もスキルの習得もできないが,レベルアップすればそれだけ有利に戦えるので,ソウルをなくすと絶望的な気分になるDARK SOULSよりは,ちょっぴり親切な仕様だと思う。

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 敵意に満ちた世界を探索し,常に死と隣り合わせの闘を繰り広げていく。上ではDARK SOULSより親切と書いたが,決して簡単というわけではなく,ときにはコントローラを投げ出したくなるくらいハードコアな難しさの本作。製品版はSteamにて1600円で発売中なので,心が折れそうになる戦いが大好物という人は,ぜひ挑戦してみてほしい。

■■「Unworthy公式サイト
https://www.unworthygame.com/


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インディーズゲームの小部屋:Room#535「Unworthy」