オリンピックコンサートは、日本オリンピック委員会(JOC)が、オリンピック・ムーブメントの推進を目的に、オリンピズムに掲げられたスポーツと文化の融合をかたちにした、オリンピック映像とフルオーケストラが競演する唯一無二のコンサートです。
毎年開催する『オリンピックコンサート』が、6月8日に東京国際フォーラムにて開催され、平昌オリンピックのメダリスト小平奈緒をはじめとするトップアスリート9名、ゲストアーティストの森山直太朗が出演した。コンサートの指揮は梅田俊明、オーケストラはTHE ORCHESTRA JAPAN。
オリンピック・ムーブメントの推進を目的に、オリンピズムに掲げられたスポーツと文化の融合をカタチにした本コンサート。2018年は「つなげよう感動!輝こうTOKYOで!」をテーマに、2月に開催された平昌オリンピックの振り返りと、777日後に控えた東京オリンピックにもつながる内容に。豊富なオリンピック映像×フルオーケストラ演奏という本公演ならではの競演で、あの感動や興奮をドラマチックに呼び起こした。
平昌オリンピックの開会式で演奏されたファンファーレから始まった第1部。客席には、平昌オリンピックメダリストである原大智(スキー・フリースタイル)、小平奈緒、高木美帆、菊池彩花、高木菜那(スケート・スピードスケート)、吉田夕梨花、鈴木夕湖(カーリング)、そして東京オリンピックでの活躍が期待される荒井広宙(陸上競技)、小嶋美紅(水泳・競泳)という面々が揃い、観客と共に映像とオーケストラの生演奏のコラボレーションを堪能した。第2部では森山直太朗のスペシャルステージも。フルオーケストラで新曲「人間の森」や2004年アテネオリンピックの応援歌にもなった「今が人生」などを披露。「今が人生」にはNHK東京児童合唱団も参加し、一夜限りの特別な時間となった。
トークコーナーはオリンピック出場経験もある俳優・藤本隆宏がMCを務め、メダリストたちの平昌オリンピックでのエピソードや、森山直太朗のオリンピックの思い出、そして荒井や小嶋の東京オリンピックにかける想いなど、ここでしか聞けない話題が満載。男子フィギュアスケートの羽生結弦からビデオメッセージも届き、客席を盛り上げた。最後は恒例の「オリンピック讃歌」を森山や藤本も参加し合唱。アンコールではNHK東京児童合唱団による「The Rose ~愛は花、君はその種子」も披露され、盛りだくさんの内容となった。
参加したアスリートたちは「クラシックを生で聴くのは初めてでした。意外と親しみやすかったです」(吉田)、「映像と音楽が合わさることで自分たちがのこしてきたものが一層輝くのだなと思いました」(高木美帆)、「森山直太朗さんの歌を楽しみにして来たのですが、すごく心に響くきれいな歌声でした」(小平)、「皆さんが東京オリンピックの話をされるのを聴いて『必ず出なきゃいけない』と思いました」(小嶋)など感想を述べ、のびのびと楽しそうな表情を見せた。
▼参加アスリートの感想を、公式サイトで公開中!
http://www.harmonyjapan.com/jocnews/2312.html
▼コンサートの模様を、下記日程にてテレビ放送いたします。
NHK BSプレミアム:2018年8月20日(月)午前0:30~(19日深夜)
NHK総合:2018年8月26日(日)午後3:05~
※一部、放送されない地域があります。
※放送日時・番組内容は予告なく変更となることがございますので、あらかじめご了承ください。
コメント