ゲーム実況者わくわくバンドによる初のホールワンマンライブ【ゲーム実況者わくわくバンド 8thコンサート ~オレたちがわくわくバンドだ!~】が、2018年5月26日中野サンプラザホール、6月9日新大阪メルパルクホールにて開催された。

ゲーム実況者わくわくバンド ライブ写真(全10枚)

 YouTubeやニコニコ動画などの動画投稿サイトにおける大人気コンテンツ「ゲーム実況」で活躍している、湯毛、ヒラノ課長、フジ、フルコン、せらみかるの5人が、2014年に結成したロックバンド、ゲーム実況者わくわくバンド。ワンマンライブのチケットは即完し、会場には2日間で合計3,200名のファンが詰めかけた。

 中野サンプラザ公演では、彼らのライブではおなじみのオープニングSE「WKWK DEBAYASHI」にあわせて、メンバーが順番に登場すると、待ちわびた会場内のファンからは大歓声が沸き起こった。ボーカルの湯毛をきっかけに、「オレたちがわくわくバンドだ!」とメンバー全員で宣言すると、TVアニメ『BORUTO-ボルト- NARUTO NEXT GENERATIONS』エンディングテーマの「デンシンタマシイ」からライブがスタート。その後も人気曲「わくわくフルデイズ」など、4曲を立て続けに披露し、会場もほどよく熱気を帯びはじめたところで、客席のファンが一斉に座りはじめる。

 ここからは彼らのライブでは恒例の「ゲーム実況コーナー」に突入。この日プレイしたのは、対戦アクションゲームの『Gang Beasts』。「ここ、中野サンプラザだよね? 家みたいな気がしてきたわ!」とはしゃぐほど、時間を忘れてゲームに夢中になるメンバー5人。その姿を見守るファンも、笑いながら、ときには黄色い声援を飛ばしながら一緒に楽しんだ。

 予定の時間をオーバーするほどに盛り上がった「ゲーム実況コーナー」が終了し、大型スクリーンがせりあがると、そこにサックストランペットトロンボーン管楽器チーム“わくわくホーンズ”が登場。彼らのライブでは初となるホーン隊との共演で、「Yeah! Super Hyper Fever Five!」「銀河鉄道999」「ダイナマイトロック」の3曲を披露した。

 その後も、ライブは益々盛り上がり、バラード曲「夜よ明けないで」を歌い終えると、大型スクリーンには、PS4新作ゲームソフト『NARUTO TO BORUTO シノビストライカー』のプロモーション映像が上映され、新曲「シグナル」がイメージソングに起用されることがあらためて報告された。

 そして、出来上がったばかりのこの曲をステージ上で初披露。「シグナル」は、ボーカルの湯毛が作詞し、再生回数合計2,000万回を誇る動画投稿シーンの超有名曲「エアーマンが倒せない」を生み出したキーボードのせらみかるが作曲。バンド史上最も疾走感あふれる、ゲームのバトルシーンにもピッタリな新曲を、アグレッシブな演奏でかき鳴らした。

 アンコールでは、関東圏以外から駆けつけてくれたファンを見て、湯毛が「インターネットで活動し始めて10年が経ちましたが、インターネットの力は本当にすごいな」と漏らした。普段はゲーム実況者として、主にネット上で活動する自分たちの存在を知って、ライブまで駆けつけてくれたファンに改めて感謝を述べた。

 その後、ステージ上には、再び“わくわくホーンズ”が登場。この日ですっかり人気者になった彼らを交えて最後に「わくわくマイライフ」を演奏し、“ライブ17曲+ゲーム実況”の計3時間にも及ぶ公演を締めくくった。


セットリスト
ゲーム実況者わくわくバンド 8thコンサート ~オレたちがわくわくバンドだ!~】
2018年5月26日(土) 東京・中野サンプラザホール
2018年6月09日(土) 大阪・新大阪メルパルクホール
※両公演とも共通
01.デンシンタマシイ
02.わくわくフルデイズ
03.僕ガ壊レル前ニ
04.今日くらい
-ゲーム実況コーナー-
05.Yeah! Super Hyper Fever Five!
06.銀河鉄道999カバー曲
07.ダイナマイトロック
08.ヘイボーイヘイガール
09.君のミライ
10.夜よ明けないで
11.シグナル ※新曲
12.感状線 ※新曲
13.云云
14.時の妖花
15.完全幸福サレンダー
En1.週末
En2.わくわくマイライフ 

ゲーム実況者わくわくバンド(湯毛/ヒラノ課長/フジ/フルコン/せらみかる)“ライブ+ゲーム実況”ワンマンが大盛況