昨今、老若男女問わず熱い視線を浴びるナイスミドルな俳優たち。そんな“シブメン”にフィーチャーする【シブメンFILE】と題した当企画。第3弾は、その身のある演技に定評のある三浦己。芸人から俳優に転身するなど異色な経歴を持ちつつ、すでに映画ドラマには欠かせない存在として多くの支持を得ている。長身で精悍さを感じさせる佇まい、落ち着いたトーンながら軽妙脱なり口に魅了される者が後を絶たない、そんなセクシーナイスミドルな男優三浦己に迫ってみた。

【写真を見る】元芸人、そして過去にはプロボクサーも目指していたという三浦誠己

■ 普段のはそんな上品な暮らしをしてない

モンテ・クリスト伯麗なる復讐―」(フジテレビ系)でこと門暖(ディーン・フジオカ)の秘書土屋を演じている三浦己。すでに映画には100本以上出演しており、最近ドラマCMでも希有な存在感を放つ注の“シブメン”だ。

「連続ドラマに出ている自分を見ると、いまだに慣れないというか、『似合わんなぁ』と思います。の演じる土屋意、尽くす男。自分を陥れた人たちに復讐しようとしているの企みをある程度は知っているんですけれど、あまり首を突っ込み過ぎてしまうと自分の立場も危ないので、空気を読んでいるんでしょうね」

映画「火」(2017年)では芸人役。演・桐谷健太相方役を演じ話題に。ほかにヤクザ役なども多く演じてきたが、セレブに仕える秘書役は初めて。

土屋は『かしこまりました』なんて言うけれど、普段のはそんな上品な暮らしをしてない(笑)。撮影に入る前、高級ホテルの前でホテルマンの振る舞いを怪しまれない程度に観察してきました。やっぱりポイントは立ち姿ですかね。セットに入ると、意識して背筋を伸ばすようにしています」

土屋原作小説に基づいたキャラクターだが、結末はどうなる?

「それが知らないんですよ。としては、ディーン・フジオカ)とすみれ山本美月)がハッピーエンドになることを願っています。そして、を手に入れたかに『今日からモンテ・クリスト伯を名乗れ』と財産を譲る。ラスト銀行で小切手サインする手元が映って、次の間、この顔がバーン(笑)。『土屋かい!』って突っ込まれるという。これは3もあれば演じられると思うので、ぜひに3ください! もし、すみれが結ばれないのなら、土屋ボーイズラブになるのもありかな」

さすが元芸人。秀逸なコメントで笑わせ、場を盛り上げてくれる。

芸人としてデビューしたけれど、30前でやめてしまった

小学校のころからひょうきんなやつではありましたね。頭を使うより体を使うほうが好きで、中学まではサッカーばかりやっていました。でも、高校からお笑いすようになり、芸人としてデビューしたけれど、30前でやめてしまった。どうしようかと思っていたとき、映画の話がもらえるようになったんです。人生どうなるか分からんもんですね」

「今は演じることが楽しい」と穏やかにる。経験がにじみ出た大人の魅で今後も活躍しそうだ。

「10年ぐらい前までは、撮影現場でみんなを笑わせるために素っ裸になるようなこともしたんですけど、そのときはえらい怒られましたし、今は無口というか、このドラマでは初共演の人ばかりなのでをかぶっています。ドラマの打ち上げ? 酔っぱらうと同じ話を何度もしてしまうので、おとなしウーロン茶にしときますよ(笑)

プロボクサーもしていた

ここからはさらに三浦己のパーソナルな部分に寄った質問を―――

趣味はなんですか?

が悪いのでプロすのはあきらめましたが、10年前はボクシングに熱中していました。今はジョギングや水泳。とにかく“自分の体と遊ぶ”のが好きなんです。

―お付き合いのある俳優さんは?

このドラマ(「モンテ・クリスト伯麗なる復讐―」)では新井浩文さんと渋川さん。新井さんとは何度か飲んだことがあって…。撮影の合間にも休憩スペースなどで会うと、素に戻ってワヤワヤ話しています。

―色気があると思う男優は?

共演中の高橋典さん(入間役)。屋敷の庭にを掘る場面で、とても色気を感じました。きっとモテるやろうなぁ。現場での気配りもさすがです。

―10代の自分にアドバイスするなら?

「思い切ったことをやっても意外と世間は大丈夫だぞ」と言いたい。芸人から役者になったけれど、実に取り組むというベースがあればなんとかなるもんです。

【シブメンFILE#03 三浦Profile1975年11月16日生まれ。和歌山県出身。B型映画女王 ふ」(2014年)、「AMY SAID」(2017年)で演を務めるなど、数多くの映画に出演。2017年映画「火」では演・桐谷健太の“相方”役を演じた。2018年アサヒ飲料 三ツ矢サイダーCMサザンオールスターズみんなのうた」とともに青春時代を思い出す男性役も記憶に新しい(ザテレビジョン

「モンテ・クリスト伯」に出演中の三浦誠己。「セレブに仕える秘書役は初めて」という