内藤剛志がたたき上げの捜査一課長・大岩純一を演じるドラマ「警視庁・捜査一課長」(テレビ朝日系)が、6月14日(木)に最終回を迎える。

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本作は、400人の精鋭刑事を率いる警視庁捜査一課長・大岩(内藤)が、苦悩しながらも重責を乗り越え、捜査員たちと共に難事件に奮闘する姿を描いた人気刑事シリーズ。

今シーズンでは、内藤と約23年ぶりに連続ドラマでのレギュラー共演となった安達祐実、そしてナイツの塙宣之がレギュラーメンバーに加入するなど、スタート時から話題となっていたが、14日(木)放送の最終回2時間スペシャルでは、ついに安達演じる谷中萌奈佳の出生の秘密が明らかに。

幼少時、柔道の国民的スターとして活躍していたが、世間の期待に背いてメダルを手にすることなく引退した過去を持つ萌奈佳は、一課長の右腕として、捜査を進める新機軸となってきた。

第1話では、18年前に亡くなった父・明彦(中村梅雀)の死の真相にたどり着いた萌奈佳が、父の残した手帳を開き「まだ終わっていない…!?」と謎につぶやくシーンがあり、第2話でも「私の本当の父親って今どこにいるんだろう。一課長みたいな人だったらよかったのに」と言外に何かを匂わせるような場面も。

謎が残る萌奈佳の過去だが、ついに最終回で萌奈佳の出生の秘密が明かされることになる。

■ 真の親子とは何か…

そんな萌奈佳を巡る驚愕(きょうがく)のラストに、内藤は「最終回2時間スペシャルのテーマは、“真の親子とは何か”。第1話で視聴者の皆さんに“お約束”したように、谷中萌奈佳の出生の秘密を、最後に皆さんにお伝えいたします。

第2話の萌奈佳のセリフの秘密も明らかになります。もしかしたら大岩と萌奈佳は、親子の関係に近いのかも…。そんなところにたどり着いたらすてきだなと思います」とコメント。

また、大岩一課長率いる捜査一課のメンバーに、犯人の刃が襲いかかり、“殉職者”が出てしまうという事態に、内藤は「これまで毎回、僕たちは犯人を逮捕するため奔走してきましたが、今回はもしかしたら自分たちの関係者、身内の中に犯人がいるかもしれない…。

まさに、“内側”を向いたストーリーで、今までと様相が違います!」と見どころを語った。

■ 最終回あらすじ

北区の荒川沿いで、両手指すべての指紋がない男性の遺体が発見される。

臨場した大岩は、遺体の男性が34年前に萌奈佳の父・明彦が取り逃がした重要参考人と酷似していると驚く。また、萌奈佳も先週末に開催された防犯イベントでグッズを配っていた際に出会っていたという。

その後、遺体の男性の身元が34年前、強盗殺人容疑で指名手配された佐原佳男(佐渡稔)だと判明。

実は、34年前に商社社長が殺され、現金と腕時計を奪われた事件で、事件翌日に腕時計を質店に持ち込んだのが、社員の佐原だった。

当時、捜査本部の一員だった明彦は「佐原は“シロ”だ」と主張したが、上層部は全国指名手配を決断。結局、逮捕に至らぬまま、1999年に時効が成立していた。

そんな中、建設現場の作業員として働いていた佐原の所持品の中から、銀座の高級クラブのママ・伊能弥生(片瀬那奈)の名刺が見つかる。

さらに事件当日の夕方に、佐原が弥生と口論する姿が近くの防犯カメラに映っていたのだが、弥生は「銀座の女は口が堅いんです」と放ち、大岩と萌奈佳の追及にも応えることがなく…。(ザテレビジョン

「警視庁・捜査一課長」最終回は、夜8時からの2時間スペシャル