女優の篠原涼子が主演を務める、作家・東野圭吾のデビュー30周年を記念して書かれた小説を実写化した映画『人魚の眠る家』から、第1弾ビジュアルが到着した。また、公開日が11月16日に決定し、追加キャストとして山口紗弥加と田中哲司の出演も発表された。

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 娘の小学校受験が終わったら離婚する。そう約束した仮面夫婦の元に、ある日突然、「娘がプールで溺れた」という悲報が届く。愛するわが子は意識不明のまま、回復の見込みはないという。深く眠り続ける娘を前に、奇跡を信じる夫婦はある決断を下すが、それが次第に運命の歯車を狂わせていく。

 妻の播磨薫子役を篠原が、薫子の夫でIT機器メーカー社長の播磨和昌を西島秀俊が演じる本作。山口が演じるのは、薫子の妹・美晴。田中は薫子の娘・瑞穂に向き合う医師・進藤に扮する。本作には、和昌が経営する会社の研究員・星野祐也役で坂口健太郎、星野の恋人で動物病院の助手をしている川嶋真緒役で川栄李奈、和昌の父親役で田中泯、薫子の母親役で松坂慶子も出演する。

 解禁となった第1弾ビジュアルは、水面から柔らかな光が差し込む水中に、ひとり佇む薫子の姿を収めたものだ。胸には安らかに眠るわが子を抱いているようだ。慈愛に満ちた微笑みを浮かべるその姿は聖母のようで、まっすぐにこちらを見つめるその瞳は、愁いを帯びながらも強い意志を感じさせる。添えられた「答えてください。娘を殺したのは、私でしょうか。」という衝撃的なキャッチコピーが印象的な仕上がりとなっている。

 映画『人魚の眠る家』は11月16日に全国公開。

映画『人魚の眠る家』ビジュアル(C)2018「人魚の眠る家」製作委員会