文・取材:ミル吉村

 現在アメリカロサンゼルスで開催中のE3の会期中には、世界からメディアが集まるということもあって、会場外でプロモーションを行うゲームも数多く存在する。というわけでインディースタジオShedworks3DアドベンチャーゲームSable』を遊んできた。

 本作はインディーパブリッシャーRaw FuryからPCおよび家庭用ゲーム機で2019年リリース予定。Raw Furyの担当者いわく、ローカライズやパブリシング支援を手掛ける架けゲームズとの提携により、日本語ローカライズも予定しているとのこと。


【画像5点】「メビウス的タッチの砂漠世界を、ホバーバイクが滑るように駆けていく。仮面の彼女の名は『Sable』(セイブル)【E3 2018】」をファミ通.comで読む(※画像などが全てある完全版です)

 タイトルになっている“Sable”(セイブル)とは、仮面を被った主人公の名前だ。ゲームは、“大人になったら仮面を被る”といった習の中で生きる彼女の放浪のを描く。砂に埋れた世界をホバーバイクに乗って進んでいくさまが寂しくも美しい

 戦闘要素のない探索やちょっとしたパズルNPCとの会話などがメインの作りで、開発チームでは本作のジャンルを“オープンワールドデザート’・エクスプロレーション”(オープンワールド砂漠探索)と定義しているそう。


 相棒となるホバーバイクパーツ交換によるカスタマイズが可で、航跡や乗り心地なども変化。下手に曲がろうとするとグルグル回っちゃうなかなかのじゃじゃもいたが、それも醍醐味と言えるのかも(まぁ調整されるはずだが)。


 ゲームとしてはまだ仮の部分が多く含まれる、あくまでテイストを確認してもらうのがメインデモだったが、とにかくアート面と音楽の出来が良く、今後の進捗に期待したいところ。

 アートスタイルでは、バンド・デシネ巨匠メビウスや、エルジェの『タンタンの冒険』などの作の影を受けているそうで、陰影の付け方や色使いなどは特にメビウス的なタッチを感じる。コレが実際3Dリアルタイムに動くんだからたまらない。

 サウンドは、E3トレイラーに使われている曲を含めて、“ジャパニーズ・ブレックファスト”というアーティスト名でも知られるミシェル・ザウナーが提供。浮遊感のあるサウンドで本作の空気感に貢献している。