(よごこ)と琵琶湖を隔てるようにそびえる賤ヶ岳(しずがたけ・滋賀県)。織田信長の死後、後継者の座をかけて羽柴秀吉柴田勝家が戦った場所でもあり、史跡の多いこの山岳は、歴史好きのハイキングにぴったり!スタート地点に定めた岩崎登山口から往復で約3時間40分と長丁場のルートだが、そのぶんゴールした時の達成感は格別!木之本大音からは山頂までリフトも運行しているので、組み合わせるのもおすすめだ。

【写真を見る】山頂にある武将の像。激しい戦いがこの地で行われたことを物語る

■ 余観光館からスタート

今回のコースの起点は、駐車場を備える「余観光館」。余沿いに500mほど一般歩けば、岩崎登山口の看が見えてくる。ここから岩崎山から大岩山を歩き、賤ヶ岳をす。登山口には登山用のもあるので、必要な人は借りていこう!

中川清秀の墓をはじめとした史跡を巡る

登山をしばらく進むとたどり着く大岩山には、秀吉の部下として戦い、討ち死にした中川清秀の墓がある。ほかにも中川清秀の首を洗った池と言われる「首洗いの池」や、秀吉揮をとった地「馬場」など、史跡が点在するスポットだ。中川清秀の墓周辺で歴史を感じたあとは、山頂まで再び急な坂を登る。

■ 山頂で絶景を満喫

スタートから約2時間10分後、余をはじめ、合戦の跡を一望できる山頂に到着!東屋もある南側からは琵琶湖も眺められる。山頂付近には戦跡碑や戦没者の碑のほか、合戦時の土塁なども残されている。

長浜木之本大音から賤ヶ岳山頂までを約6分で結ぶ賤ケ岳リフト(大人420円、往復800円、運行日は要確認)もあるので、体に自信のない人はリフトでショートカットしよう。

色を楽しみつつ復路へ

畔への下山口は東屋の横にある。ここから急な階段を一気に下りるので、慎重に進もう。降の翌日は特に足元に注意が必要だ。登山出口からは余畔を歩いて、最初の登山口をす。サクラは新など四季折々のが楽しめる。

ハイキングDATA難易度☆☆☆/最高地点:421m(賤ヶ岳山頂)/距離:約9.0km/時間:約220分/買い出しポイント:山頂に飲み物の自販機はあり

■ 頑った自分にごほうび!

事に余観光館まで戻れたらゴール!がんばった自分にごほうびをあげよう。

ごほうびには「菓 兵衛 木之本本店」の「草餅」(172円)がおすすめ!滋賀羽二重もち米で作る切れのいい草餅は、自栽培ヨモギをふんだんに使用した逸品。小豆本来の味を生かした、ほどよい甘さのつぶあんが絶妙だ。

山登りでクタクタになった体は、天然温泉で回復!複合リゾート施設の「北近江リゾート」(滋賀県長浜)内にある日帰り入浴施設「北近江温泉」に立ち寄ろう。女性浴場には、シェイプアップバスジェットバスハーブの香りのするサウナもあり、さまざまな湯をゆったりと楽しむことができる。

美しい色と歴史に触れられる賤ヶ岳の登山。あなたも山頂の色と下山後のごほうびを楽しみに、ハイキングに挑戦してみよう。(東海ウォーカー東海ウォーカー編集部)

南側から琵琶湖の景色を楽しむ。2つの湖は同時に見られないので順番に見てまわろう