(paylessimages/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)
14日午後、山陽新幹線の小倉駅で、博多発東京行きの新幹線「のぞみ176号」のボンネットが大きく破損していることがわかった。トンネルで人と接触したとみて、警察が状況を調べているという。
ボンネットから人体の一部も見つかり、ネット上では恐怖の声が相次いでいる。
■ボンネットから「人体の一部」
報道によれば、午後2時10分ごろに小倉駅に到着した対向列車の運転士が、ボンネット部分の破損を発見。血のようなものが付着していたという。
そのあとに、1つ先の新下関駅で停車して、緊急点検を行ったところ、ボンネットから人体の一部が見つかったとようだ。小倉と博多の間にあるトンネルで人をはねた可能性があるとして、警察は状況を調べている。
現場検証のため山陽新幹線は上下線で運転を見合わせているが、東海道新幹線については19時現在、遅れが徐々に解消しつつある。また、この事故によって乗客にケガはなかったという。
■「怖すぎる」と悲鳴相次ぐ
大きく破損したボンネットを発見し、点検したところ人体の一部が出てきたという衝撃の事実。
テレビ報道の映像を見たところ、人体がぶつかったにしては破損箇所が大きいように思えるが、勢いよくぶつかるとそのような壊れ方になるのだろうか。
不可解な事故に、ネット上でも「怖すぎる」「意味がわからない」と悲鳴が相次いだ。
山陽新幹線の人身事故、「人身事故とわかった理由」が、車体の中から人の腕が出て来たから、っていう理由をニュースの速報でうっかり聞いて震えた。
— マシュマロ@ぱんだ (@panda2001max) June 14, 2018
新幹線に突っ込んでぶちゃってなるってどんなかんじなんや…怖すぎる
— M茶女子き@P&A (@mchazuki) June 14, 2018
新幹線怖すぎる(꒪⌓꒪)新幹線で人身事故とか意味わからんし( ‾᷄ω¯ )
— さやこ (@sayako_0317) June 14, 2018
新幹線の事故、人体の一部が~とか怖すぎる
— ダイコン・ステイサム (@hourglass_rox) June 14, 2018
■「運転士への批判」に同情の声も
また、この事故を受けて「なぜ運転手は気づかなかった」「人が当たったらわかるだろ」との批判の声も。
一方で、「運転士が気づかないほどのスピードだったのか」「さすがにわからないだろ…」と運転士に同情の声も数多く寄せられている。
むしろ、運転士が気づかないことで、新幹線が「高速な鉄の塊」であることを強調し、より恐怖につながったともいえる。
山陽新幹線の記事。新幹線て人と接触しても気付かないくらいのスピードで走ってるんだな…って改めて思うニュースだな…。
— 夏道 (@natsumiti) June 14, 2018
山陽新幹線の人身事故で
JR西日本責めるのは間違いやからな。
時速280キロ以上で走る新幹線で、しかもトンネルの中やで?
人が当たってもバラバラに粉砕されるんやから、何故止まらず運転を続けた?とか意味分からへんわ。
異音感知で最寄りの新下関駅止まれたんやし、JRに責任はないでしょ。— つっちー@JR神戸線民 (@207_t7s25) June 14, 2018
山陽新幹線の人身事故、なんで運転士は気づかなかったのかってツイート見かけたけど、猛烈な速度で更にトンネルの中じゃ流石に難しいと思う。いくら身体能力優秀で選ばれし人間しかなれない新幹線の運転士であっても結局は人間だもの。
— 清澄千章 (@KiyosumiTiaki) June 14, 2018
■夕方の移動ラッシュを直撃
(©ニュースサイトしらべぇ)
なお、夕方に東京と関西を移動する人が多い時間だったこともあり、車内はほぼ満席でデッキには立ち客も見られるほど。
なぜ人がぶつかったのか、ぶつかった残りの人体はどこにあるのか。謎は深まるばかりだが、一刻も早い事態の解決を願いたい。
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