インテルが保有権を持つ日本代表DF長友佑都について、ガラタサライへの完全移籍交渉が難航していると報じられた。

 トルコメディア『Sporx』が13日に伝えたところによると、ガラタサライのムスタファ・ジェンギズ会長が「長友は非常に価値の高い人物だ。我々が補強を行う時、どのようなプレーをするのではなく、その人となりも見ている」と高評価を与えていることを明かしたうえで、以下のように続けた。

「長友については、我々ができる限りの金額を提示した。インテルは我々のオファーを聞き入れたが、彼らが要求したのは我々が提示した金額の2倍だった。不愉快な反応を示したんだ」

 完全移籍交渉が難航していることを明かしたジェンギズ会長は、「今はインテルからの返答を待っているところだ。だが、長友は我々ガラタサライでのプレーを望んでいることを明確に述べている」と続け、長友がトルコでのプレー続行を希望していることを強調した。

昨季途中からガラタサライでプレーしている長友佑都 [写真]=Getty Images