ナショナルズのソトがメジャー5番若さマルチ本塁打を記録

 球界を代表する数々の名選手が存在するメジャーリーグ世界で、将来を嘱望される新メジャー史上5番となる偉業を達成した。ナショナルズの19歳、フアン・ソト外野手だ。

 ドミニカ共和サントドミンゴ出身のソトは16歳だった2015年ナショナルズマイナー契約を結ぶと、着実にキャリアアップを遂げる。今季のマイナーリーグでは1Aで16試合、打率.373の5本塁打、1A+で15試合、打率.371の7本塁打と打ちまくり、2Aでも8試合で2本塁打打率.323マーク。なんと3Aを飛び越えて“飛び級”で今季5月20日日本時間21日)のドジャース戦でメジャーデビューを飾った。

 デビュー2戦5月21日(同22日)のパドレス戦でメジャー本塁打を含む4打数2安打1本塁打3打点と活躍すると、一気にスタメンの座まで掴んでしまった。そして迎えた6月13日(同14日)に敵地ヤンキースタジアムで行われたヤンキース戦で、この19歳が快挙を達成。この偉業をナショナルズ公式サイトも大きく紹介している。

 この日が初めてヤンキースタジアムでのプレーとなったソトは「7番・左翼」でスタメン出場。4回に左翼への4号3ランを放つと、7回には中堅への5号ソロ。自身メジャーで初となるマルチ本塁打を放ち、2安打4打点の大活躍。チームも5-4でヤンキースに勝利した。

 ソトは19歳231日でレギュラーシーズンマルチ本塁打を達成。ナショナルズ公式サイトは「1996年8月22日ブレーブスで2本塁打を記録したアンドリュー・ジョーンズ(19歳と121日)以来、複数本塁打を記録した若い選手となった。また、1989年5月30日ヤンキーススタジアムで2度本塁打を記録した殿堂入り選手であるケン・グリフィーJr以降、ソトはブロンクスでレギュラーシーズン本塁打を放った最も若い選手となった」と伝えている。

 試合後に「最高のうちのひとつ。最高の気分だよ」とソト答えたと、公式サイトでも紹介。メジャー昇格後20試合で打率.344、5本塁打マークし、出塁率.477OPSは1.088と驚異的な成績を記録している。ジャスティンミラーの「彼は本物だ」、エリック・フェッドの「正直言って信じられない」とのコメント公式サイトでは紹介している。

 ナショナルズ公式サイトでは、これまでにマルチ本塁打を記録した年少記録5傑も紹介しており、以下のようになっている。

1位 ダニーマーフィーカブス、19歳35日)
1961年9月27日

2位 メル・オット(ジャイアンツ、19歳77日と19歳187日)
1928年5月18日と1928年9月5日

3位 アンドリュー・ジョーンズブレーブス、19歳121日)
1996年8月22日

4位 ケン・グリフィーJr(マリナーズ、19歳190日と19歳226日)
1989年5月30日1989年7月5日

5位 フアン・ソト(19歳231日)
2018年6月13日Full-Count編集部)

ナショナルズのフアン・ソト【写真:Getty Images】