(ThaiBW/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)
18日午前7時58分ごろ、大阪府北部で震度6弱の地震が発生。気象庁によれば、震源地は大阪府北部で震源の深さは約10キロ、マグニチュードは5.9と推定されている。月曜日の8時前という通勤・通学中の地震に、出社や帰宅できずに困っている人たちも少なくない。
しかし、それでも出社しようとする人に、ネット上では不安の声があがっている。
■「通常運転」に嘆くサラリーマンたち
地震による交通機関の遅れにより、運転再開を待ちきれずに路上を行き交う人が多く見られる。休校により帰宅する学生や、会社から自宅待機や帰宅を命じられたサラリーマンもいるだろう。
しかし、中には地震の影響も関係なく働く会社員もいるようだ。ツイッターでは「出社します…」「こんなときも働くのかよ」と嘆くサラリーマンたちの悲痛な叫びが相次いでいる。
ばりばり大阪で働いてるんですけど出社してるんですよね〜!いつもどおり!!あははは
— ポロコ (@mmm__25mm) June 18, 2018
我々は震度6でも出社しなくてはいけないのだな(大阪の業者に連絡して普通にいる)
— ひさきンゴ (@h1S6) June 18, 2018
大阪府下に住んでいますが私は無事です。
関西圏の皆さん、防災グッズの用意など今後も気を緩めず細心の注意を払って行動しましょう!私はこれから出勤です…こんなときでも会社に来いとか頭おかしい…
— あおい@エンジョイ勢(低浮上) (@o41087269) June 18, 2018
朝早くから大阪広範で電車が止まったのだけど、当院はブラックなので運転見合わせとなるより前にほとんどの職員の出勤が完了しており、結果として通常通りの業務を行っております(ぐるぐる目)
— しるびあ (@SyLviA_tnk) June 18, 2018
■「日本の闇」を感じる声も
地震であろうと出社する「企業戦士」のサラリーマンだが、こういった声を受けてネット上では「きょう休まないでいつ休むのか」「日本人は働きすぎ」と不安を抱く声も。
今朝のニュースで地震後の駅前の映像が流れてたんだけどこんな時でも普通に駅に向かうサラリーマンたちを見て日本てすごいなと思うのと同時に日本の闇を感じてる。
— すし(´・_・`)とにっく (@sushi_tonic) June 18, 2018
「大阪 地震 出社」の検索結果から見える日本の闇(平常運転)
— .thx (@dotthx) June 18, 2018
熊本の震災も6弱の地震の後に震度7以上の地震が来たのに
大阪で震度6の地震があった直後に、いつも通り通勤とか、午前だけ休講にしますとか過去から全く学んでないなと思う。
— 陣さん (@himajinnai) June 18, 2018
いつも思うけど、いい加減日本は「通勤中に災害にあったら、直ちに出社を中断し、公共交通機関の復旧の妨げにならないよう余震津波等の安全が確認されるまで最寄りの避難所等に退避」とかのルール作った方が良いのでは…。地震多い上、長距離通勤が普通なのに…無理して身動き取れなくなる一方じゃん…
— 月見ねぎとろ@VR系3Dモデラー (@tukimi_negitoro) June 17, 2018
■勤めている企業・組織はブラック?
地震でも通常営業の企業に「ブラック企業」「社畜」といった声が相次いでいる。働いている本人たちも、それを疑問に思いながらも労働に勤しんでいるのかもしれない。
しらべぇ編集部が全国20〜60代の有職者の男女747名に「自分が勤めている企業・組織」について調査したところ、約2割が「ブラックだと思う」と回答。
(©ニュースサイトしらべぇ)
およそ5人に1人はブラック企業で働いていると自覚しているようだ。
地震のときにも働く勤勉な日本人たち。とはいえ、疑問の声もあがっている。はたして、この状況でも働くことが正しいといえるのだろうか。
・合わせて読みたい→大雪でも出社する関東民が「日本の闇」と話題 「帰宅困難」にならないためには…
【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年10月21日~2016年10月24日
対象:全国20代~60代有職者の男女747名 (有効回答数)
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