福島県南端に位置する白河市。古来から「白河の関」が置かれた東北の玄関口。今から150年前、この地で東北戊辰戦争の激戦の一つ「白河口の戦い」があった。
 戊辰戦争・明治維新より150年を迎えた今年、平成30年(2018年)は全国各地で記念イベントや企画展等、関連行事が催されている。
 福島県白河市もこの節目に、白河における戊辰戦争紹介映像「戊辰戦争白河口の戦い-激戦と慰霊-」を制作・公開し、広く情報を発信することで観光誘客につなげる狙いだ。「白河口の戦い」は戊辰戦争において、会津戦争に至る東北各地の戦いの本格的な始まりとなった戦いで、東北戊辰戦争の戦局に大きな影響を与えた。

 江戸時代、白河には白河藩が置かれたが、幕末の藩主・阿部正外が幕府老中として対応した外交問題で失脚し、慶応2年(1866年)白河藩は消滅、藩領は幕府領となった。
 その2年後の慶応4年、京都で旧幕府勢と薩摩・長州藩が激突、鳥羽伏見の戦いが起こり、1年4か月続く戊辰戦争が始まった。その後、幕府領から新政府領に変わった東北の入口・白河は、旧幕府兵と会津藩が占拠。白河は藩主不在だったにも関わらず、交通の要衝であるために意図せず戦争に巻き込まれていった。
 本映像では、進軍の様子を表したCGや、戦いの様子を描いたとされる『白河口合戦絵巻』(白河市歴史民俗資料館蔵)をもとに、戦いの様子を表現したアニメーションで当時の様子を分かりやすく映像化。幕末から戊辰戦争白河口の戦い、そして戦後には地元の人々が墓や供養碑を建て両軍の死者を弔い、今にいたるまで供養が続けられていることを紹介している。
『白河口合戦絵巻』より
 本映像は、Youtubeで公開し、白河市内では小峰城内にある資料館・白河集古苑や、白河駅併設の観光案内所・市民交流センター(マイタウン)のロビー等で放映、図書館の映像ブースでの視聴も実施する。日本語のほか、英語・中国語(簡体字)・韓国語字幕版も制作され、各言語も収録されたDVDは市内の小中学校等に配付される。

 本映像をご覧いただき戊辰戦争から150年を迎えた今年、ぜひ白河市を訪れていただきたい。


■楽曲制作:野崎良太Jazztronik
国内外にファンを有し、自身が率いるプロジェクト“Jazztronik”(ジャズトロニック)名義でオリコン・チャート・イン多数。今井美樹、椎名林檎ゴスペラーズ葉加瀬太郎Mondo Grossom-flo布袋寅泰クリスタル・ケイ山崎まさよし等をプロデュース&セッション。今年9月からは自身がサウンドプロデューサーを務める女優で歌手の柴咲コウのライブへの参加が決定している。

■ナレーション:堺正幸
フジテレビアナウンサー。ニュースやスポーツ番組のアナウンサーを数多く務め、アナウンス室長を歴任。鉄道好きとしても知られ、JR東日本の「新幹線在来線特急」車内アナウンスの声を担当し、東京から白河へ向かう東北新幹線車内アナウンスも務めることから、「白河へ誘う声」として本映像のナレーター起用に至った。

戊辰戦争 白河口の戦いー激戦と慰霊ー【本編】

https://youtu.be/MM2RTN8up_E

(13分36秒)

戊辰戦争 白河口の戦いー激戦と慰霊ー【短編】

https://youtu.be/CnvdETZK9Ys

(3分05秒)

白河市役所公式ホームページ

http://www.city.shirakawa.fukushima.jp/

配信元企業:株式会社ポニーキャニオン

企業プレスリリース詳細へ

PR TIMESトップへ