ストロベリームーン」とも呼ばれる年に一度の満月が28日、日本の夜空で見ることができる。


ストロベリームーン」とは、ネイティブ・アメリカンによって名付けられたというアメリカ圏の6月の満月の呼び方。イチゴの収穫時期である6月に月が赤く染まることが多いことから、このように呼ばれるようになったという。実際はイチゴのような赤やピンク色ではないが、例年の「ストロベリームーン」でも赤みや黄色がかった満月が観測されている。また、「ストロベリームーン」には好きな人と一緒に見るとその人と結ばれるという噂もあり、別名「恋を叶えてくれる月」とも呼ばれている。


さらに、この時期は月が土星に接近。28日は満ちて明るくなった月がおだやかに輝く土星のそばを通る姿を見ることができる。ただ、土星の特徴である美しい環まで見るには望遠鏡が必要となる。28日の天気は全国的に曇り雨だが、関東や東海、近畿、四国、九州、沖縄では晴れるところもあり、観測のチャンスがあるとみられる。

画像はイメージ