まだ発売されていないが、このスマホガジェットは、早くも海外メディアレビューで好評だ。

ドイツの開発賞を受賞

ちょうど自動車のエアバッグのように機能するスマホケース「AD CASE」。

開発者はドイツ・アーレン大学の学生、Philip Frenzelさんだ。

「AD CASE」という名称だが、実際はケースではなく、スマホの裏に取り付ける厚さ4.9mmガジェットスマホを落とすと瞬間的に高さ3cmの爪が四隅から飛び出し、衝撃を吸収して本体を守るようになっている。

画面に「何千もの」ヒビを入れた経験から

Frenzelさんが開発に取り組み始めた理由は、彼自身がスマホをよく落とすからだそう。

開発に協力したPeterさんは海外メディアにこう話している。

「3年前、彼は買ったばかりのiPhoneを落としたんです。そうしたら、画面に何千ものヒビが入った。

それ以来いろいろな保護ケースを買いましたが、彼はどれにも満足できなかったそうです」

当初は本物のエアバッグを考えた

Frenzelさんは、スマホケースセンサーを仕込んで、それが落下を感知したときに何かの安全装置を作動させるように出来ないかと考えた。

まず頭に浮かんだのは、自動車のエアバッグだったそう。しかし、エアバッグをスマホケースに内蔵すると、ケースが大きくなりすぎる。

次に考えたのは発泡スチロールのようなクッションだったが、これもかさばる点では同じだった。

そして最後にたどり着いた答えが、なんと鋼鉄の板バネ。このアイディアを具体化するのには2年半かかったという。

このスマホケースは、ドイツ・メカトロニクス協会が世界の学生を対象に開催している開発コンテスト「Mechatronik-Preis 2018」の最高賞を受賞し、すでにドイツでの特許も取得している。

しかし、特許があっても製品化には資金が必要だ。

現在、FrenzelさんはクラウドファンディングサイトKickstarter」で、資金集めを計画している。

独の学生が発明した「スマホを落とした時の安全装置」が洒落ている