やや物騒な見出しではじまったがこれは実はカレーの話。ご存知の方も多いと思うが、カレーが日本の国民食と言われるまでになったのは、明治時代帝国海軍が栄養バランスのいい食事として軍隊食に採用したのがきっかけ。第二次大戦後もその伝統は海上自衛隊に引き継がれ、艦艇や部署ごとに独自の秘伝レシピが生まれていった。

そのレシピがなんと現在、海上自衛隊オフィシャルサイト『海上自衛隊ファミリーページ』で42種類も公開されているのだ。

http://www.mod.go.jp/msdf/formal/family/index.html

その内容もかなり見ごたえがあり、掃海管制挺おぎしまの『スパイシービーフカレー(4人分)』を一例にとってみると

牛ロース・・300g、じゃがいも・・3個、たまねぎ・・3個、カレールウ・・300g、カレー 粉・・20g、ローリエ・・2枚、オールスパイス・・少々、ナツメグ・・少々、ガラムマサラ・・ 少々、タイム・・少々、グレイビーソース・・200g(1缶)、牛乳・・50ml、コンソメ・・ 少々、砂糖・・少々、だしの素・・少々、濃い口ソース・・少々、オリーブ油・・少々、桃缶・・1 個分

 

海の男ならではの豪快(適当?)な表現も多用されているが写真入りで調理手順を解説するという優しさも見受けられ、日々の食事作りに悩む主婦にとっても大きな助けとなりそうだ。

海上自衛隊ファミリーページ』ではカレー以外にも和・洋・中と100種類を超えるさまざまな料理のレシピが公開されている。海上自衛隊のハードな仕事の癒しになるよう考え抜かれてきたのだろうか、どれも栄養たっぷりで美味しそうなものばかりだ。筆者もさっそくいくつか作ってみることにしたい。

 

※写真は「海上自衛隊ファミリーページ」より引用いたしました

http://www.mod.go.jp/msdf/formal/family/index.html

※この記事はガジェ通ウェブライターの「中将タカノリ」が執筆しました。あなたもウェブライターになって一緒に執筆しませんか?