南北に細長いベトナムの中部にある都市、ダナン(Dan Nang)。

発達目覚ましい賑やかな市内中心部では街歩きやカフェめぐりを楽しめ、ハン川を渡ればリゾートホテルの立ち並ぶビーチエリアがあり、さらに世界遺産イアンやフエの観光の拠点としても便利なので、近年注目を集めている都市です。

今回紹介するのは、そんなダナンの中心地、ハン川沿いにある市民の台所、ハン市場(Cho Han)。

ピンクの外壁が美しい観光名所「ダナン大聖堂」から歩いて3分ほどのところにある市場です。

ハン市場は、1階には野菜や果物、魚介類などの生鮮食品、スパイスドライフルーツを売るお店と食堂、2階には靴や服、布などを売る店がひしめき合っています。

色とりどりの野菜や果物。

袋入りの木の実のようなものや、何に使うのかわからない調味料

海に近い町なので、生の魚や蟹、乾燥させた海産物なども並んでいました。

いかにも東南アジアらしい、混沌とした雰囲気。鮮やかな色とさまざまな匂いが混じりあいます。

気温の高い夏場は生ものの匂いが強すぎて、アジアの市場になれていない人はちょっと抵抗を感じるかもしれません。

外国人観光客にはちょっとハードルが高いですが、ローカルの人々が利用する食堂もありました。

続いて、エスカレーターで2階へ。2階には靴や服、布などを売るお店が軒を連ねています。

中でも多いのが、ベトナムの民族衣装「アオザイ」を売るお店。

ベトナムに行ったらアオザイを買いたいと思っていたので、こちらの店でマネキンが着ていた既製品のアオザイを試着させてもらいました。

こちらの既製品のアオザイの値段は40万ドン(約2,000円)でした。ただ、薄いポリエステル生地なので、少し透けてしまいます。ちゃんとしたアオザイが欲しい人は、時間もかかりますが、布地から選んで、オーダーメイドで仕立ててもらうほうが良さそうです。

私が試着したアオザイは、バストウエスト、丈はそのままで大丈夫だったものの、袖の部分だけがキツかったのですが、お店の人がその場で袖の部分をお直ししてくれることに。

慣れた手つきでミシンをあやつる女性。作業をしながら、娘さんが日本の大学を卒業し、現在日本の会社で働いていること、娘さんを訪ねて日本へ行ったことがあることなどを話してくれました。

ものの5分でお直しが終わり、袖もぴったりサイズに! お直しは無料だったので、ハン市場でアオザイを買う際は、必ず試着をして、サイズが合わない場合は調整してもらいましょう。

ハン市場で買ったアオザイは、決して高級な仕立てのものではありません。それでも、アオザイを着て、ベトナム中部のダナン、そして世界遺産であるホイアンの街を散策し、記念写真を撮れば、ベトナム旅行がもっと思い出深いものになるような気がします。

名称 ハン市場 (Cho Han)
住所 119 Tran Phu Street, Da Nang, Vietnam ベトナム中心部、ハン川沿い。ダナン大聖堂より徒歩3分。
営業時間 店舗にもよるが6:00~19:00くらい

ベトナム中部ダナンの中心地にある市民の台所「ハン市場」でアオザイを買う