ドリブル全10回を成功、データ集計以降で初の記録を打ち立てる

 ロシアワールドカップ(W杯)準々決勝の注目カードブラジルベルギーは2-1でベルギーが勝利し、同国として1986年大会以来となる4強進出を果たした。この日も“悪魔の超高速カウンター”が猛威を振るったが、主将のFWエデン・アザールが記録したある記録が、データ分析会社「オプタ」がデータを集計している1966年大会以降で初の快挙になったと伝えている。

 アザールブラジル戦で4-3-3の左ウイングとしてスタメン出場した。逆サイドでフィジカルを全開に生かして起点となったFWロメル・ルカク、長距離スプリントから弾丸のようなミドルシュートを叩き込み、セレソンの守備陣を焦らせたMFケビン・デ・ブライネとともに、“レッドデビルズ”(赤い悪魔)の代名詞となった感があるカウンターの起点として機能。対面のブラジルの右サイドバックであるDFファグネルとのマッチアップで、完全に優位に立った。

 それとともにピックアップされたデータが、「10」という数字だ。アザールはこの日、計10回のドリブルを仕掛けた。オプタのデータによると、そのドリブルは全てボールロストしない“成功”として計測されている。このデータについて、1966年イングランド大会から数えて史上初の快挙だとしている。

 この日はゴールこそなかったものの、サッカー王国を青ざめさせるドリブルを披露したナンバー10。世界最高のドリブルマスターブラジル代表FWネイマールではなく、アザールである――。そんな見立てが立ったとしても、なんら不思議ではない。


Football ZONE web編集部)

アザールはブラジル戦でドリブル全10回を成功させ、データ集計以降で初の記録を打ち立てた【写真:Getty Images】