2018年8月に配信1周年を迎える大人気スマートフォンゲームマギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝』の舞台化が決定した。本公演は、8月下旬、TBS赤坂ACTシアターにて、メインキャストにはけやき坂46のメンバーから10名ほどが選ばれ、上演される。

ファンタジー作品としては異色と言われ、その可愛らしいキャラクターからは想像もつかないスリリングなストーリー展開、過酷な運命を背負う少女の物語が世界中で話題騒然となったテレビアニメ『魔法少女まどか☆マギカ』。その世界観を体感できるスマートフォンゲームマギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」の「メインストーリー」を軸とした舞台化作品が本作となる。

本公演を演出するのは『ライブ・スペクタクル「NARUTO -ナルト-」』、舞台『「銀河鉄道999」~GALAXY OPERA~』といった2.5次元作品の代表作や、ミュージカルアメリ』などの演出でも注目される児玉明子。そして、脚本はSFファンタジー作品の作・演出でも定評のある畑雅文が、ゲームストーリーを元にしたオリジナル作品を書き下ろし、「まどか☆マギカ」の世界を舞台化する。出演者は、けやき坂46のメンバー約10名と、ほぼ同数のメンバー以外の俳優陣。

ファンシーなイメージが確立していた魔法少女モノに、あえてダークな世界観を取り入れて一大ブームを巻き起こした「まどか☆マギカ」シリーズ、初の舞台化となる本作。異色の物語、このダークファンタジーをどのようにライブに起こすのか、クリエイティブの出来上がりにも必見だ。

(C)Magica Quartet/Aniplex・Magia Record Partners

(C)Magica Quartet/AniplexMagia Record Partners

児玉明子 コメント

以前、お仕事をご一緒した方から、演出してみたい作品を提案できる機会があれば是非……!と薦められていたのが、『魔法少女まどか☆マギカ』でした。以来「まどか☆マギカ」の虜になっておりましたところ、頂いたこの「マギアレコード」の演出の機会。舞台で演じることに真摯な態度で望み、その成長が著しいけやき坂46を中心に、作品作りに暑い夏を共に過ごしたいと思います!

スマートフォンゲームマギアレコード 魔法少女まどか☆マギカ外伝」 “メインストーリー“のあらすじ>

舞台は新興都市、神浜市。「わたしと、いっしょに戦ってくれる?」少女たちの出会いが、新たな物語をつむぐ。奇妙な力に導かれ、魔法少女たちがこの町に集う。そこは魔法少女がそのままの姿であり続けられる場所。彼女たちは、魔女から新たな力を引き出して戦っていた。「何が起きてるの……この町で……」環いろはは、姿を消した妹・ういを追って、この町にやってきた。いろはは、魔法少女たちとともにういの手がかりを探しはじめる。やがて、見滝原市魔法少女暁美ほむらもこの神浜市にたどり着いた。「この町の謎がわかれば、鹿目さんを救えるかもしれない……」ふたつの町の魔法少女が交差して、もうひとつの希望が生まれる。

■「魔法少女まどか☆マギカ」とは?

架空の都市、見滝原市を舞台に、地球外生命体の“キュゥべえ“に願いを叶えてもらう代わりに「魔法少女」となって「魔女」と戦う少女たち。優れた魔法少女となれる可能性を持ちながらも傍観者として関わることになった中学生・鹿目まどかを中心に、少女たちの心の葛藤と過酷な運命を描いたテレビアニメ作品。2011年に初放送(TBS系)されて以来ネットでも大いに話題となり、コミック化、映画化、ゲーム化がされるなど様々なメディアに進出しながら、それぞれで大ブームを巻き起こしている。