国内外で活躍する現代アーティスト日比野克彦が監修するアートプロジェクトTURNの、一年の集大成ともいうべき『TURNフェス4』が上野の東京都美術館で2018年8月17日(金)~19日(日)の3日間開催される。

TURNフェス4 撮影:伊藤友二

TURNフェス4 撮影:伊藤友二

TURNとは、障害の有無、世代、性、国籍、住環境などの背景や習慣の違いを超えた多様な人々の出会いによる相互作用を、表現として生み出すアートプロジェクトの総称で、2017年からは、東京2020オリンピックパラリンピックの「公認文化オリンピアード」として実施されている。

TURNフェス4 撮影:伊藤友二

TURNフェス4 撮影:伊藤友二

TURNフェス4 撮影:伊藤友二

TURNフェス4 撮影:伊藤友二

『TURNフェス』の開催4回目を迎えた今回は、日比野克彦による造語「日常非常日(ピッジョッピジョッピ)」をテーマに、ひとりひとり異なる日常が出会うことで生まれる“違い”を知り、それを楽しむ場が創造される。東京2020オリンピックパラリンピックのロゴデザインでも著名な野老朝雄や、NHK教育「からだであそぼ」など出演の森山開次などTURNに参加しているアーティストや、各施設・コミュニティのほか、 呼びかけに応えた多彩なゲストたちが展示やステージ、ワークショップ、トークなどでフェスの会場を盛り上げる。

あなたの日常は、誰かの非日常。多様な価値観や背景を、アートを通じて体感することで、いままでに気づけなかった自由な発想や世界の見方に出会えるかも。今年の夏はTURNフェスにお出かけしてみよう。

TURNフェス4 撮影:伊藤友二

TURNフェス4 撮影:伊藤友二

TURNフェス4 撮影:伊藤友二

TURNフェス4 撮影:伊藤友二

日比野克彦(美術家。アートプロジェクト「TURN」の監修)よりコメント

経験とか知識とかが障害になることがあるとしたら、それはどのようなことなのかを考えてみる。
私と他者が同じものに対峙しても私の経験は他者の経験と同じにはならない。
私の日常はあなたの非日常。あなたの日常は私の非日常
それがいつも一緒にあるのが日常非常日。