近年、大ブームとなった糖質制限ダイエット。その流れを受けて、糖質オフ・ゼロ製品の市場も大幅に伸びるなど、いまだ高い注目を集めています。 一方で、過度な糖質制限による体調不良を訴えるケースも増え、炭水化物の重要性についても語られるようになりました。 様々な情報があって、何が正解かわからない! という方のために、帝京平成大学の松井輝明教授と日本体育大学准教授で現役ボディビルダーの岡田隆さんに「炭水化物の正しい理解と選び方」について教えていただきました。

炭水化物は糖質の塊ではない
みなさんは、炭水化物がどのような食成分で構成されているのかご存知でしょうか。 松井先生によると「多くの人は、炭水化物は糖質だという誤った捉え方をしています。しかし、実は炭水化物には、糖質と食物繊維が含まれているのです。ですが、その事実を理解している人はわずか1割程度しかいません」とのこと。

炭水化物の中には、糖質だけでなく身体にとって重要な役割をする食物繊維も含まれているのです。しかし、近年の糖質制限ダイエットブームをうけ、炭水化物の摂取量は減少。それにより、ただでさえ不足しがちといわれている食物繊維の摂取量も減ってしまっているそうです。
松井先生いわく「食物繊維が不足すると、肥満・便秘・生活習慣病など、様々な体の不調を招く」そうで、実際に過度の炭水化物の制限により体調不良を訴えるケースもあるのだとか。 1日に必要な食物繊維をきちんと補うためにも、過度な炭水化物制限は見直した方が良さそうですね。
[nextpage title="美しい筋肉をつけるためにも、糖質は必要だった!?"]
美しい筋肉をつくるためには、糖質が必要
また、「美しい身体・筋肉をつくるためには、炭水化物も含め、バランスのよい食事をする必要がある」と語るのは、現役ボディビルダーの岡田 隆先生。ボディビルダーの方は、脂肪のない引き締まった身体つきが特徴的。ですから、炭水化物は摂らないと思われることも多いそうですが、岡田先生は毎日しっかりと摂っているそう。「強いフィジカルを作るには、規則正しい生活とトレーニングが重要。食べて排出する、このサイクルをきちんと回してあげることが大切です」

と話し、続けて「筋トレは最後まで追い込むことで、効果が高くなることがわかっています。炭水化物を摂らずに運動をすると集中力が落ちるため、十分なパワーを発揮できないだけでなく、エネルギー不足が顕著になると筋肉が分解されてしまうためパフォーマンスの低下につながります。
また、食物繊維が不足して便秘になると身体をよい状態にもっていけないので、穀物で食物繊維を摂ることはとても重要です」と炭水化物の重要性についてお話されました。
制限するのではなく、これからは“炭水化物”を選ぶ時代に
とはいえ、炭水化物の中には糖質が多く含まれ、血糖値が急上昇してしまう穀物があるのも事実。ダイエットをされている方は、どうしても気になりますよね。 そこで松井先生、岡田先生のお二人から推奨されたのは、「低糖質で食物繊維がしっかり摂れる炭水化物」。 炭水化物の中でもおすすめなのは、大麦(押麦やもち麦など)だそうです。
白米よりも糖質量がおさえられ、さらに腸内細菌のエサとなる水溶性食物繊維、便のカサ増しをしてくれる不溶性食物繊維をきちんと摂ることができますよ。
そして、大麦の中でも低糖質で食物繊維を多く含んでいるのが「スーパー大麦」。

スーパー大麦の糖質量は白米に比べて63%程度で、食物繊維量はなんと白米の44倍ほど含まれているので、低糖質でありながら食物繊維をよりしっかりと摂ることができる穀物です。(※厚生労働省「栄養素等表示基準値」参考/スーパー大麦については「食品分析センター」参考) 岡田先生いわく、「噛みごたえがあり、腹持ちもよい」そうなので、まさに理想的な炭水化物といえそうですね!
炭水化物は、抜くのではなく、選ぶことで健康で美しい身体を手に入れる時代になりました。みなさんも、バランスのよい食事を心がけ、心身ともに美しくなりましょう!
【取材協力】スーパー大麦素材事務局
(LBR編集部)
[pickup]
【あわせて読みたい】▽食事法で、カラダを変えるためには?・太りにくい身体を作る!ゆる糖質オフ朝ごはんメニュー・食べなきゃ損!ダイエット&エイジングケアに◎な魚4つ・おいしく血糖値をコントロール!? NZ流・食べてキレイに痩せる方法・逆効果にならないために!食べ痩せを成功させるルール3つ
【エイジングケア情報は姉妹サイトへ】・なぜ痩せない?管理栄養士が教えるファスティング落とし穴・今年こそ食べてキレイに!美容家が40歳から始めたこと3つ・カルディで買える!食べてキレイになれる「おやつ」3つ・「夜納豆」でダイエット!糖質制限もできる納豆レシピ4つ


LBR編集部
LBR編集部