2018年7月22日(日)、鞍ヶ池公園プレイハウス芝生公園で「東京キャラバン in 豊田」が開催される。「東京キャラバン」は、劇作家・演出家・役者である野田秀樹氏の発案により、「東京2020オリンピックパラリンピック」の文化プログラムに向けたリーディンプロジェクトとして2015年に始動。各会場で多種多様なアーティストが“文化混流”し、国境・言語・文化・表現ジャンルを超えた新たなパフォーマンスを日本各地で展開している。それぞれの圧倒的なパフォーマンスで、これまでに4万人以上の観客を魅了してきた。2017年度に「東京2020公認文化オリンピアード」として本格的にスタートし、2018年度は豊田、高知、秋田の3都市を巡る。

【写真を見る】近藤良平氏は、氣志團や連続TV小説「てっぱん」オープニングの振付も担当し、文化庁芸術選奨文部科学大臣賞も受賞している

「東京キャラバン in 豊田」は野田秀樹氏監修のもと、人気ダンスカンパニーコンドルズ」主宰で振付家・ダンサーの近藤良平氏をリーディンアーティストに迎えて開催。「東京キャラバン in 豊田」では、昨年の「東京キャラバン in 熊本」で結成された音楽隊や、近藤氏が選抜したダンサー・パフォーマー、地域のアーティストが多数登場。本記事ではその一部を紹介する。

豊田市棒の手保存会

約460年前に織田信長がいち早く足軽への戦闘訓練を命じ、度重なる戦(いくさ)の中で足軽が自分の身を守るために身に付けた武術が始まりだといわれる伝統芸能「棒の手」。「豊田市棒の手保存会」は、大阪万博ハンガリースロバキア遠征、ジャパンカルチュラル・デイズinデトロイトなど、多数の依頼を受けてパフォーマンスを披露し、高い評価を受けている。

GIANT STEPS

音楽フェスや人形劇フェスティバルお祭りなどに出没する巨大傀儡師(あやつり人形遣い)集団「GIANT STEPS」。手作りの人形で非日常を生みだし、観る人の心をざわめかすことを目標に、東海エリアを拠点に全国各地で活動している。豊田市で開催される「橋の下の音楽祭」「トヨロック」でもさまざまなアーティストコラボし、注目を集める。

これまでの「東京キャラバン」では、「演者が試行錯誤し、ぶつかり合う姿から、もの作りへの工夫を持ってもらえたら」という願いから、創作過程となるワークショップも公開されてきた。

2020年オリンピックパラリンピックに向けてますます進化する「東京キャラバン」。豊田市の地元アーティストとの交流はどのようなパフォーマンスを生みだすのか。新たな文化が生まれる瞬間をその目で確認しに行こう!(東海ウォーカー・角優月)

野田秀樹氏は、表現のジャンル・国境を越えて精力的に創作活動を行い、各地で高い評価を得ている