イングランドメディアに過小評価されたクロアチア、逆転勝利で同国初の決勝進出

 クロアチア代表はロシアワールドカップ(W杯)準決勝イングランド戦で延長戦の末に2-1と勝利した。試合後にクロアチア代表の司令塔ルカ・モドリッチ(レアル・マドリード)はイングランドメディアの過小評価に対して苦言を呈したが、指揮官のズラトコ・ダリッチ監督もこれに同調し、「敬意を欠いていた」「我々にさらなるモチベーションを与えてくれた」と語っている。スペイン紙「AS」が報じた。

 記者会見に出席したクロアチア代表の指揮官は、準決勝後にイングランドメディアを批判したモドリッチの意見に同意し、次のようにコメントしている。

「我々は後半と延長戦においてより優れたチームだった。我々は常に相手に敬意を払う。我々は彼らからも同じことを期待していた。もしかすると、イングランド代表とそのメディアは今回、違っていたのかもしれない。彼らが我々にさらなるモチベーションを与えてくれた」

 1966年イングランド大会以来の優勝を夢見たイングランドメディアクロアチア代表を過小評価し、イングランド優位の報道を続けてきた。クロアチアは決勝トーナメントの2試合でいずれも先制を許し、PK戦の末に勝ち上がっており、クロアチアの蓄積疲労も指摘する声が上がっていたが、クロアチアのダリッチ監督はそうした報道が追い風になったとしている。


ダリッチ監督、対戦国メディアの報道が「拍車をかけた」

「しかし、それがフットボールというものだ。こういうことが自分たちに拍車をかけた。決勝に進むための十分なモチベーションがあった。クロアチアの人々を幸せにしたいという」

 イングランド代表は前半7分にトリッピアーの直接FKで先制したが、最終的に疲労困憊のはずのクロアチアの反撃に沈んでいる。驚異的な粘り強さで同国史上初の決勝進出を果たしたクロアチアだが、対戦国メディアの報道も影響を与えていたようだ。


Football ZONE web編集部)

クロアチア代表のダリッチ監督は、イングランドメディアを批判したモドリッチに同調している【写真:Getty Images】