ユナイテッドロナウドと両翼を担ったギグス氏、移籍の背景に“メッシ超え”の動機主張

 ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドレアル・マドリードからユベントスに衝撃の移籍を果たした。名門を去る一大決心を下したロナウドマンチェスター・ユナイテッド時代に共闘し、現在ウェールズ代表を率いるライアン・ギグス監督は、移籍の動機として宿命のライバルバルセロナFWリオネル・メッシを超えたいという強烈な執念を指摘している。

 ユナイテッドで偉大なサー・アレックス・ファーガソン元監督の下で共闘したロナウドギグス赤い悪魔史上最強の両翼を形成した二人だが、「ジャックナイフ」と現役時代に恐れられた男は英テレビ局ITV」に登場し、後輩のユベントス移籍の背景についてこう語っている。

クリスティアーノはメッシを破ることに取り憑かれていた。彼はイングランドスペイン、そしてポルトガル代表でその議論を巡って勝利してきた。だから、自分はイタリアでも勝利した、と言いたいのではないか。どちらが優れているのか、その議論で優位にするために使いたいのだろう」

 ロナウドはユナイテッドレアルで国内タイトルを獲得。レアルでは前人未踏のUEFAチャンピオンズリーグ3連覇を達成し、欧州選手権でもポルトガル代表を初優勝に導く輝かしい実績を残した。

 その一方で、バルセロナ一筋のメッシゴール前にとどまらず、オールラウンドに渡る天才ぶりで、史上最高選手と世界的な評価を受けることが多い。ロナウドイングランドスペインに続き、イタリアでも圧倒的な存在感を示し、「メッシよりも上だ」と声高に主張したい思いがあるのではないか。そう主張するギグス氏は、さらにこう続けた。

「経歴書にマンチェスター・ユナイテッドレアル・マドリードユベントスが記されていることは偉大なことだよ。しかし、彼にとっては試練になるだろうね」

 これまでバロンドールを5つずつ分かちあったロナウドメッシイタリア制覇でサッカー界最大の議論に決着をつけることになるのだろうか。(Football ZONE web編集部)

C・ロナウドの移籍について、ライアン・ギグス氏が言及【写真:Getty Images】