ネクソンサービスを提供しているPC用MMORPGマビノギ」にて,G21アップデート「神の騎士団 Finale」が2018年7月18日に実施される。本アップデートでは,アルバン騎士団の物語がついに完結し,また新たな武器強化システムも登場する予定だ。
 今回4Gamerでは,ネクソン 運用部 マビノギ担当のファーガス河上氏,マスたまシェフ氏に本アップデートを紹介してもらったので,その内容をお伝えしよう。

ムービー(※4Gamerへジャンプします)


■新地域「アヴァロン」にて繰り広げられるアルバン騎士団の物語

 G21アップデートでは,2014年のG19アップデート以来繰り広げられてきたアルバン騎士団の物語が,ついにフィナーレを迎える。
 今回,ミレシアンプレイヤー)達は,アルバン騎士団の新入り「ルウェリン」と出会うこととなる。
 ルウェリンは,冷静かつ慎重な性格で情報収集能力に長けているため,当初は情報組織「ルーナサ」に配属される予定だった。しかし,とある事件をきっかけに神聖スキルを発現したため,アヴァロン探索に適した能力の持ち主であると判断され,アバロン騎士団のアルサン組に採用されたのである。

 また物語の舞台となる新地域「アヴァロン」は,長年にわたって封印され,忘れ去られた聖地だ。この地には,異教徒達の侵略から聖地を守る最後の砦となった「アヴァロン境界地」や,汚染された神聖力を浄化する「世界樹」などがあり,神秘的な雰囲気に包まれている。


 ちなみにアヴァロンには,久しぶりの登場となる「封印石」が設置されている。もちろん条件を満たして封印石を破壊したプレイヤー1名は,「シールブレイカー」のタイトルを獲得し,さらに封印石にキャラクターネームが刻印されることとなる。

「物語は,ルウェリンが初代騎士団長の“大剣の一部”を持ってくるところから始まります。謎に包まれた物語がどのように展開していくのか,ぜひ皆さんの目で確かめてください」(マスたまシェフ氏)

 新システムとしては,「武器エルグ強化システム」が登場する。エルグ強化では,ほかの武器から抽出した「エルグ」と呼ばれる力を強化したい武器に注入すると,その武器の「エルグレベル」が上がっていく。


 エルグレベルは,優れたエンチャントや細工が施されている武器から抽出したエルグを注入するほど,上がりやすい。ただし,商店で売られている武器にエンチャントや細工を施して抽出したエルグは,あまり効果がないとのこと。
 またエルグを抽出する武器と,強化したい武器は同種でなければならない。

 エルグレベルが上がった武器は基礎攻撃力が上昇するほか,武器種ごとに設定された追加効果がアンロックされていく。例えば片手斧なら,「防御」「保護」「魔法防御」「魔法保護」が増加するといった次第である。それらの追加効果は,エルグレベルが上がるにつれ,強力になっていく。

 さらにエルグレベルは,特定のアイテムを注入することでレベル上限を5ずつ解放できる。注入するアイテムは武器種ごとに異なっており,またレベル上限が上がるごとに必要なものが変わっていくとのこと。
 なおこのエルグ強化は,アヴァロンの住居地の痕跡にいるNPC「カエリック」が行っている。つまり誰かが「封印石」を破壊しない限り,エルグ強化は利用できないことになる。

 「エルグ強化における最大レベル解放は,失敗する可能性もあります。ただ,失敗した場合でも消失するのは注入したアイテムの一部だけで,武器自体はそのまま残りますのでご安心ください。
 またエルグレベルが上がった武器は,外見にもちょっとした変化が起こります。ぜひお気に入りの武器をエルグ強化してみてください」(マスたまシェフ氏)

 本アップデートでは,レイドコンテンツ「アヴァロンフィールドレイド」も実装される。このレイドバトルでは,毎日特定の時間にランダムチャンネルにて,フィールドボスが出現。フィールドボスはアヴァロンと共に目覚めた古代の怪物で,異質な神聖力によって凶暴かつ絶大な強さを誇っている。
 本レイドバトルには,フィールドボスが出現したチャンネルから該当のフィールドに入場し,専用のクエストを受託することで参加できる。


 「このレイドバトルの特徴は,最初にプレイヤーが『攻撃隊』『守備隊』『医務隊』という3つの役割を選択することです。さらに攻撃隊は,フィールドボスの頭,翼,胴体など攻撃する部位を選択します。攻撃隊は攻撃で与えたダメージなど,守備隊は単なる攻撃に加え,フィールドボスの攻撃を引きつけつつ与えたダメージなど,医務隊は回復した数値などに比例した貢献度を得られ,それに応じた報酬を獲得できます」(マスたまシェフ氏)


2018年上半期に実装の「守護ギルド戦」と「浪漫農場」アップデートは好評

 2018年上半期に実装された要素にも触れておこう。3月28日に実装された「守護ギルド選抜戦」は,「マビノギ」初のギルド戦として実装されたわけだが,運用チームでは当初,本作のプレイヤーに受け入れられるかどうか不安を感じる部分もあったという。またこのコンテンツのために専用サーバーを追加するなど,苦労したことも多かったそうだ。
 しかしフタを開けてみれば守護ギルド選抜戦には多くのギルドが参加し,本戦の盛り上がりに好意的な感想が寄せられているという。


 「現状の守護ギルド選抜戦は,いずれのサーバーおよび地域でも,同じギルドが守護ギルドの座を死守している状況が続いています。今後,一矢報いるギルドが出てくることに期待しています。
 また守護ギルド戦に関して,プレイヤーの皆さんからさまざまなご意見を頂戴しています。とくに開催時間についての要望が多く,開発チームでも時間変更などを視野に入れ,より皆さんに楽しんでいただけるよう検討しているところです」(ファーガス河上氏)

 6月20日に行われた浪漫農場のアップデートでは,農場内の家の中に家具を設置したり,壁や床の模様を変更したりできるようになった。こちらは浪漫農場の実装以来,長らくプレイヤーから要望が寄せられており,まさに待望のアップデートになったとのこと。
 またこのアップデートに伴い,居住区の家が新たに商店としてリニューアルされている。この変更は,これまで居住区の家がアイテム販売の場として活用されるケースが多かったことを受けたものだという。


 「浪漫農場の家では,招待状を発行し,フレンドギルドメンバーをすぐ招待できるようになっています。皆でワイワイ楽しんだり,ときには一人でボーッと過ごしたりと,さまざまな形で活用してくださると嬉しいです。
 また浪漫農場のハウジングについては,今後もさまざまなアップデートを予定していますので,ご期待ください」(ファーガス河上氏)

 なお,2017年よりオフラインイベントなどに登壇してきたファーガス河上氏だが,この6月いっぱいで別のタイトルの運用チームに移動したとのこと。本人は「辞令が下ってキノコ栽培に携わることになった。もうハンマーを握ることはない」と語っていたが,真相は定かではない。

 一方,ファーガス河上氏と入れ替わりで「マビノギ」運用チームに加わることとなったマスたまシェフ氏は,「マビノギ英雄伝」の世界から数千年の時を越えてミレシアンとして転生したとのこと。何を言っているのかサッパリ分からないかもしれないが,サラリーマンはいろいろ大変なのである。

 そんなファーガス河上氏と後任のマスたまシェフ氏からの,プレイヤーに向けたメッセージを掲載して本稿の締めとしよう。

 「2017年のオフラインイベント,大阪と札幌のオフラインイベント出張版,そして先日開催した2018年のオフラインイベントと,たくさんのプレイヤーの皆さんと交流することができました。皆さんのマビノギ愛をダイレクトに感じられて,本当にいい経験になりました。これからも運用チーム一同,皆さんと交流を深めながら一緒にいいゲームを作っていけたら,と願っています。
 また2018年は,名古屋と福岡でオフラインイベント出張版を予定していますし,ゲームアップデートも予定していますので,ぜひ楽しみに待っていてください」(ファーガス河上氏)

 「G21アップデートでは,アルバン騎士団の物語の完結にふさわしく,新たなストーリーキャラクターが登場します。また武器エルグ強化システムフィールドレイドも実装され,盛りだくさんの内容となっていますので,ぜひご期待ください。
 残念ながらファーガス河上はネクソンキノコ栽培部署に異動となってしまいましたが,私も負けずにマビノギを盛り上げていきます。応援よろしくお願いします!」(マスたまシェフ氏)


リンク「マビノギ」公式サイト


―――――――――――――――――――――――――――――
記事URLhttps://www.4gamer.net/games/007/G000776/20180709054/
→この記事を4Gamerで読む(※画像などがすべてある完全版です)
―――――――――――――――――――――――――――――
関連タイトル
・PC マビノギ

―――――――――――――――――――――――――――――
Copyright(C) 2003 Nexon Corporation. All rights reserved. Developed by devCAT.
―――――――――――――――――――――――――――――
Copyright (C) 2000-2018 Aetas, Inc. All rights reserved.

「マビノギ」,7月18日にG21アップデート「神の騎士団 Finale」を実施。アルバン騎士団の物語が完結&新たな武器強化システムが登場