メルセデス・ベンツは電気で走る大型バス「eCitaro」を発表した。都市交通向けのバスCitaroベースに開発されている。

すでに予約注文が入っていて、すぐに量産を開始し、早ければ年内に納車が始まる見込みだ。同社は今後数年でエンジンタイプからEVに完全移行するとみている。

・バッテリーはモジュール式

eCitaroは乗客88人を輸送できる都市交通向けのバス。特徴は、バッテリーを最大10個のモジュールに小分けして搭載できることにある。

モジュールの配置はルーフに2個、後部に4個というのがスタンダードで、顧客の要望があれば残り4個をルーフに取り付ける。モジュールを10個搭載したときの蓄電容量は243kWhとなる。

・エネルギー使用を効率化

もう一つの特徴は、車内の室温や換気の管理システムを効率化したことが挙げられる。メルセデスによると、Citaroに比べ40%改善しているという。

これにより、エアコンを使う夏場に150キロほどしか走行できないような環境でも、250キロ運行できる。

また、充電方式はプラグインだが、航続距離をのばすために、ゆくゆくはパンタグラフシステムオプションとして導入する計画だ。

eCitaroは今年9月にドイツ・ハノーバーで開催されるモーターショーでお披露目される予定。

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メルセデス、EVバス「eCitaro」を年内量産開始! 数年で完全移行か