ケンドリック・ラマーの来日へ向け、国会議事堂前駅霞が関駅に、強烈なメッセージ広告が出現した。

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 犯罪率・貧困率が高い地域として知られる米カリフォルニア州コンプトン出まれで、人種差別に起因した事故や犯罪、警察による暴行などを多く見て育ったケンドリック・ラマー。自身の経験をもとに、貧困や差別、社会的マイノリティについて、世界の無理解への強い抵抗を音楽の中に込めており、そのメッセージ力とカリスマ性は、アメリカで高い影響力を持ち人気を博している。

 今回のメッセージ広告でも、日本で不都合なものを隠す意味で使用される黒塗り文書に、自身のアルバム・タイトルでもある『DAMN.』(クソがっという意味で使用されるスラング)というメッセージを上書きすることで、批判を恐れず現代社会に対して問題提議をする姿勢を伝えている。広告掲出期間は2018年7月13日7月19日

 また、『DAMN.』収録曲の解説が届くTwitterキャンペーンも開始。「#ケンドリック来日」とツイートすると、『DAMN.』に収録されている全15曲の解説が届く。

ケンドリック・ラマー、来日へ向けた強烈メッセージ広告が出現