母国イングランドベルギーと3位決定戦を戦うが、ツイッターで開催意義に疑問符

 1カ月間にわたって激戦が繰り広げられてきたロシアワールドカップ(W杯)も、決勝戦と3位決定戦を残すのみとなった。現地時間15日の決勝戦は、20年ぶりの栄冠を狙うフランスと初の決勝進出を果たしたクロアチアが対戦。3位決定戦ではFIFAランキング3位のベルギーと28年ぶりに4強入りしたイングランドが激突する。

 そうしたなか、イングランドの伝説的ストライカーアラン・シアラー氏は自身のツイッターで3位決定戦について「全く愚かなもの」「選手はやりたくない」と綴り、異を唱えている。

 出場32カ国中、平均年齢が3番目に低い若手主体のチームで臨んだイングランドベルギーと同居したグループGを2位で突破すると、決勝トーナメントではコロンビアスウェーデンを立て続けに撃破。準決勝ではクロアチアに競り負けたが、28年ぶりのベスト4進出と躍進した。

 グループリーグで対戦したベルギーとの3位決定戦に臨むことになったが、代表OBのシアラー氏はその試合の存在自体を全否定した。

「3位と4位のプレーオフは全く愚かなものだよ。選手はやりたくない」


「準優勝のメダルを首に下げたままの選手も見たことない」

 自身のツイッターでこのように持論を展開したシアラー氏。さらに、「準優勝のメダルを首に下げたままの選手も見たことないのだから、3位なんて言うまでもない」という返信に対しても「Agreed」と同調した。

 W杯のレギュレーション自体に一石を投じたシアラー氏のツイートは大きな反響を呼んでいる。

「世界で最も無駄な試合」「確かに、前回のW杯でどこが3位だったか誰も気にしてない」「時間の無駄」などとシアラー氏への同意コメントが次々と到着。一方で「メダルがないよりはブロンズメダルがあった方がいい」「同意できない。オリンピックなら3位は大きな成功」「勝って終われるチャンスがある。私は好きだ」などと否定派も多く、賛否を巻き起こしている。


Football ZONE web編集部)

シアラー氏がW杯の3位決定戦について異を唱えている【写真:Getty Images】