(Tuayai/iStock/Thinkstock)
女子トイレで常習的に窃盗を繰り返していた疑いで、無職の男が逮捕された。捜査員が犯人に名付けた「トイレの神様」という呼称が、「失礼だと思う」とインターネット上で話題になっている。
■「トイレの神様」と呼ばれた理由は…
報道によると、逮捕された男(46)は3月から6月までの間、東京・清瀬市にある清瀬駅の女子トイレに忍び込み、窃盗を繰り返した疑いとのことだ。犯行は計7回にわたるという。
犯行手口としては、男は洋式トイレの上に立ち、隣の個室にかけてあるショルダーバッグなどを盗んでいたようだ。
トイレ付近には防犯カメラが設置されておらず、当初、犯人像がつかめなかったことから、捜査員は「トイレの神様」と呼んで捜査していたと報じられている。
■犯行手口に「想像がつかない」と驚愕
今回の報道を受け、「Yahoo! ニュース」のコメント欄では、「盗む場面の想像がつかない」と、犯行手口に驚きの声があがっている。
「盗む場面の想像がつかない。あのトイレのドアとか壁にあるフックにバッグをかけていたら、なくなるということ? 何も物音とかしないのかな? 警察に神様と呼ばれるくらいだから、さぞ凄腕だったんだろうな」
「荷物をかけてるときって、気になって見てるもんだけどね。盗られて気が付かない人がけっこういることに驚き」
「これ、盗る瞬間見られたら個室に閉じ込められるから危険な方法だと思うんだが…? 女性が服装を整える前に逃げるってことか?」
■ネーミングに「失礼」と批判も
「トイレの神様」といえば、シンガーソングライターの植村花菜が2010年にリリースし、日本レコード大賞も受賞したヒット曲のタイトルである。それを窃盗犯の呼称に使うのは「失礼」だと批判の声が相次いだ。
「神様の使い方を間違えてる。トイレの神様、いい曲なのに」
「トイレの神様って女神様なんだけどね。46歳のオヤジじゃないはず。歌のイメージが悪くなる」
「トイレの神様歌った人に失礼だから、そのネーミングやめたほうがいいと思う」
■電車やバスで盗難にあった経験は?
しらべぇ編集部では以前、全国20~60代の男女1,365名を対象に、「電車やバスで物をとられた経験」についての調査を実施。結果、全体では6.1%の割合の人が、「とられた経験がある」と回答していた。
(©ニュースサイトしらべぇ)
電車やバスで盗難被害にあうことも比較的起こりにくいように思われるが、トイレの中はさらに予想外ではないだろうか。どこであっても、常に多少の警戒心を持っておくのがいいのかもしれない。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年4月22日~2016年4月25日
対象:全国20代~60代の男女1,365名(有効回答数)
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