割り勘

(Than Sapyaprapa/iStock/Thinkstock)

お酒を飲まない人でも、会社や友人との飲み会など付き合いで居酒屋に行くことがあるだろう。そのときの会計について、女性限定匿名掲示板『ガールズトーク』のとあるトピックが話題になっている。

■何も言わずに払ったが…

投稿者は29歳の女性で、お酒を飲めないが、仲良しの友人5、6人の飲み会に参加。友人たちがお酒や食べ物を次々と注文する中、お酒の飲めない投稿者はお茶とジュース、焼き鳥の盛り合わせを頼んだ。

そして、そろそろ飲み会がお開きということになり、幹事を務める友人が、会計を人数で割って計算し始めたという。

これに対し、「食べた量も飲んだ量も違うのに、払わなきゃいけないの」と心の中で叫んだ投稿者。納得はいかないものの、言い出すことはできず、結局人数分で割った金額を結局支払った。

■ファミレスでも同様の経験

投稿者はファミリーレストランに友人と訪れた際にも、同様の経験をしたという。その日、友人2人はハンバーグと鶏肉のソテーをそれぞれライス付きで注文。投稿者は金額の一番安いパスタを頼んだ。

そして食事を済ませ、会計になると、友人2人は合計金額を3等分に。「私は肉もライスも食べていないのに…」と腑に落ちないまま、結局3等分にされた金額を支払ったようだ。

■「ちゃんと言うべき」と投稿者へ厳しい声

女性の投稿を受け、掲示板には「ちゃんと言うべき」と厳しい意見が寄せられている。ファミレスでの支払いについては、割り勘にするのがそもそもおかしいが、居酒屋では割り勘が普通だと多くの人が考えているようだ。

ファミレスは個別会計でいいと思います。でも居酒屋は割り勘で仕方ないんじゃないかな。そんなに食べないし飲まない、払うのがモヤモヤするなら居酒屋での飲み会はいかないほうがいい」

ファミレスは自分の食べたものだけど、居酒屋は割り勘ではないですか? それ言う人は飲み会行かなきゃいいのにとしか思えない」

「それはね、言わなかったのが負けです」

「自分で声をあげないとダメですよ」

■飲み会の割り勘が許せない人は?

しらべぇ編集部では以前、全国20~60代の「飲み会に参加したことがある」男女1,145名を対象に、「飲み会の会計」についての調査を実施。結果、およそ3割の人が「ほとんど飲んでいないのに割り勘にされることが許せない」と回答していた。

(©ニュースサイトしらべぇ

今回の投稿に対し、お酒をほとんど飲まな人は割り勘の数に入れず、少なめの額を請求するという意見も見られていた。しかしそのように言い出してくれる人がいない場合、割り勘はおかしいとは言いにくいはず…。

投稿にもあったように、飲み会に参加したときは割り勘を覚悟しておくのがいいのかもしれない。

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(文/しらべぇ編集部・野瀬 研人

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2016年12月16日~2016年12月19日
対象:全国20代~60代の飲み会に参加したことがある人1145名(有効回答数)

「居酒屋での割り勘にモヤモヤ…」 お酒を飲まない人の異論に厳しい意見相次ぐ