20110301watami.png ワタミグループ創業者の渡邉美樹氏が2011年3月1日フリーランス・雑誌・ネットメディアの有志によって結成された「自由報道協会(仮)」主催の記者会見に出席し、4月10日に投開票が行われる東京都知事選への出馬に対する思いを語った。渡邉氏は、過激な性表現を含む漫画やアニメの販売を規制する「東京都青少年健全育成条例」についての見解を問われると、「今回可決された条例(の改正案)というものは非常に筋の通った、間違っていない条例だと思っている」と、同条例に対する見解を述べた。

 渡邉氏は東京都知事選へ出馬表明した翌日の2011年2月16日ブログユーザー向けのイベント「ブロガーミーティング」に出席。同条例について「東京都の判断は正しかった」と、賛成の立場を表明した。しかし、渡邉氏の発言に対しインターネットを中心として漫画・アニメファンから批判が集中。発言から2日後の18日にTwitter上で謝罪と釈明をし、前言を撤回した経緯がある。

 質疑応答では、ニコニコ動画七尾功記者がこれらに関する視聴者からの質問を代読。「(同条例に)賛成の立場を表明したが、その後、ツイッターで『条文の見直しを含めた検討』が必要だと発言した。『条文の見直しを含めた検討』とあるが、どの部分を具体的にどう見直していく考えか」と問いかけると、「おかげさまで勉強させてもらった。その後、条例を調べた」と発言した上で、

「前回否決された条例と今回認められた条例を見て、今改めて申し上げるが、今回認められた条例は非常に筋の通った、間違っていない条例だと思っている」

と、賛成の立場を改めて明確にした。そう述べた上で、

「しかし、大事なポイントは運用されたときに、審議会が何を"良し"として何を"悪"とするか、そこに注目をする必要があるということ。その中で正しい判断が出てきて、正しい運用がされるのであれば、決して『表現の自由』等を束縛するものではない」

と語った。

東京都知事選予定候補 渡邉美樹記者会見 主催:自由報道協会(仮)
七尾記者の質問部分から再生
http://live.nicovideo.jp/watch/lv41834588#13:25
(番組はタイムシフト機能2011年9月1日まで視聴できる)

【関連サイト
@watanabe_miki 渡邉美樹氏のTwitter公式アカウント
「自由報道協会(仮)」設立準備会公式サイト

(三好尚紀)

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