オタク女子・こなたとその友人たちのゆる~り、また~りライフを描いた4コマ漫画&アニメ作品「らき☆すた」の聖地ではこの夏も各種の催し、関連企画を実施中!

トークショー当日は300人を超すファンが会場に詰めかけていました

今冬には連載開始15周年、アニメ化からも11周年を迎え長年ファンから愛され続けている本作。アニメ化の際に舞台となった縁から“聖地”とされ、アニメ作品による町おこしの代表例としても知られる埼玉県久喜市の鷲宮では、現在でも定期的に関連したイベントが開催されたり、ご当地限定のオリジナルグッズが販売されたりしています。

この夏はまず地元出身の人気キャラ・柊かがみつかさの双子姉妹の誕生日を祝うイベントが、7月7日(土)、8日(日)の2日間に渡り開催。誕生日当日の7日には“柊姉妹誕生日イベント「Wかおりん笑顔の誕生日!!」”と題してトークショーが行われ、アニメで柊つかさ役を務めた福原香織さん、田村ひより役を務めた清水香里さんの“Wかおりん”が登場しました。

2人が当時の思い出や聖地に対する思いなどの「らき☆すた」トークに花を咲かせたほか、漫画が趣味のひよりにちなんだお絵かき企画「ひよりんに挑戦!」も実施。主催の商工会Twitterに寄せられたイラストを紹介していました。

また「らき☆すた」とのコラボイベント期間中(現在は終了)だった「Re:ステージ! プリズムステップ」から、柊かえ役の立花芽恵夢さんがゲストで登場。このコラボでは「らき☆すた」キャラも新規収録のボイスで登場したということで、イベントの内容や、アニメ化が発表された「Re:ステージ!」の魅力をアピールしていました。

続いて7月22日に開催された地元のお祭り“鷲宮八坂祭「天王様」”には、今や鷲宮名物ともなっている“らき☆すた神輿”が初登場。例年は9月に開催される土師祭に登場するのが恒例となっていましたが、今年は諸事情により土師祭が行われないこととなったため、急遽このお祭りにあわせて“らき☆すた神輿”の渡御が実施される運びとなったとのこと。それでも各地から「らき☆すた」ファンを中心に担ぎ手が集まり、キャラの名前などで賑々しく鷲宮の町並みを練り歩いていました。

なお土師祭が予定されていた9月上旬に、代替として何らかの催しができないか地元商工会で検討中という情報も。例年はお祭りに合わせてアニメやゲームにちなんだステージイベントや各種の企画も実施されていたので、実現するとすれば「らき☆すた」ファンならずとも期待したいところです。

地元の理解と有志の熱意もあって今も「らき☆すた」らしくゆる~く“聖地”としての展開が続いている鷲宮。イベントに合わせて、また夏休みを利用して、一度遊びに行ってみるとといろいろな「らっきー」が待っているかもしれませんよ!?(WebNewtype・取材・文:中台 歩(パワフルプロダクション))

地元のゆるキャラかおりん、福原香織さん、清水香里さんと、アニメ「らき☆すた」に登場した縁で駆けつけたという「フルメタル・パニック」のボン太くんによる記念写真