サメと竜巻を融合させたぶっ飛んだ設定でカルト的人気を博すサメ映画シャークネード』シリーズの完結作『The Last Sharknado : It’s About Time』が、『シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX』の邦題で日本公開されることが決定。公開を記念した特報映像も解禁された。

【写真】『シャークネード』シリーズも! 設定が斬新すぎるアサイラム製作サメ映画<ジャケ写集>

 1975年に公開されたスティーヴン・スピルバーグ監督作の『ジョーズ』が、当時の世界歴代興行収入ランキング1位に輝いたことで、華々しく産声をあげた“サメ映画”。1999年には、海洋アクション映画の新たな可能性と“サメ映画”の新時代を切り拓いた『ディープ・ブルー(1999)が登場するなど、革新的ジャンル映画として人々を魅了してきた。その後、『メガ・シャークvsジャイアント・オクトパス』『ダブルヘッド・ジョーズ』といったテレビシリーズも人気に。そんな中、2013年に“サメ映画”に新たな新風を吹き込んだのがこの「シャークネード」シリーズだ。

 米SyFy局放送の『シャークネード』シリーズは、『トゥーム・インベイダー』『アトランティック・リム』などの模倣作品が人気の映画製作会社アサイラムによるもの。「竜巻(トルネード)に巻き上げられ、空から降ってきた無数のサメが人を襲う」というぶっ飛んだ設定、チェーンソーで独り立ち向かう主人公フィン(アイアン・ジーリング)の破天荒さが人々の心をつかみ、全米放送時には38万7000ツイートを記録。レディー・ガガが鑑賞したことをツイッターで報告するなど大きな注目を集めた。

 本作は、同シリーズ完結作にしてシリーズ初の劇場公開が実現。4DX劇場での上映が決定している。公開された特報映像では、巨大な竜巻がアメリカの都市を破壊する中、鋭い牙をむき出しにして空から降り注ぐサメたちを活写。続けて、フィンが頭上に掲げたチェーンソーで血しぶきとともにサメを真っ二つにする姿、サメの体内に飛び込んで内部から切り裂く姿なども登場し、シリーズの魅力を凝縮した内容に仕上がっている。

 映画『シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX』は、11月2日よりユナイテッド・シネマシネプレックス4DX劇場にて全国公開。

『シャークネード ラスト・チェーンソー 4DX』がシリーズ史上初劇場公開決定!(※過去作の場面写真)