花火

(8213erika/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

福岡市で行われた大濠花火大会から一夜明けた2日、会場の公園内に植えられているひまわりが120本ほど踏み倒されていることがわかった。

地元の児童たちが大切に育てていた花が荒らされたことに、ネット上では花火見物の客を批判する声が相次いでいる。

■児童が植えたひまわりが無残に

1日、福岡市中央区で行われた大濠花火大会では、およそ43万人が6千発もの花火を楽しんだ。

しかし、『TNCテレビ西日本』によれば、花火が終わった午後10時半ごろに公園を管理する職員が巡回していたところ、花壇に植えられていた240本のうち、半数ほどが根元から横倒しになり、無残な姿に変わり果てていたという。このひまわりは地元の幼稚園や小学校の児童が育てていたようだ。

事務所は侵入を防ぐためにネットやロープを張っていたようだが、誤って中に入ったとみられている。

■「他人の気持ちを踏みにじってまで…」

空に上がる花火を楽しむ一方で、足元の花が無残にも荒らされてしまった今回の一件。ツイッターや『Yahoo!ニュース』では「そこまでして見たいか?」「花を踏める感覚がわからない」見物客のモラルを疑う声が寄せられている。

■モラルのない大人が多すぎる?

しらべぇ編集部が全国20~60代の男女1,363名を対象に「モラル」について調査を実施したところ、7割以上が「モラルのない大人が多すぎると思う」と回答した。

(©ニュースサイトしらべぇ

性別・年代別で比較すると、全年代で男性より女性の割合が高い。女性のほうが「モラルがない大人ばかり」と怒っているのかもしれない。

花火を楽しむこともいいことだが、足元にある小さな命を愛でる心も大切にしてほしい。

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(文/しらべぇ編集部・鳩麦エスプレッソ

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2017年2月24日~2017年2月27日
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)

花火大会後、児童が植えたひまわりが無残な姿に 「あまりにも酷い」と批判相次ぐ