ほとんどのケースで、3D映像を楽しむためにはメガネやヘッドセットの装着が求められる。

厚めのフォトフレームのような「Looking Glass」なら、VRヘッドセットなしでホログラム映像が鑑賞できて、その場にいるメンバーは同じ体験ができる。

オリジナルのホログラム映像/画像を作成することもできて、クリエイターなら気軽に試せるだろう。

・インタラクティブなホログラムをどこでも

プレゼンや授業などで、ホログラムが活用できたら説得力が増すだろう。

「Looking Glass」なら、どこでもホログラムを表現できて回転や縮小なども自在。ジェスチャーに反応するアニメにも対応している。

「Looking Glass」へのホログラム映像/画像のインポートはPCに接続して数クリックで完了。これには、「Model and Animation Importer」というアプリが用意されているほか、ゲームやバーチャルペットなどのエンターテインメントから、医療や建築など専門用途まで、さまざまなコンテンツが活用できるようだ。

さらには、今後世界中のクリエイターの作ったコンテンツがライブラリーとして公開される予定となっており、もちろん自身のコンテンツを公開することも可能だ。

・さまざまな3DCGソフトに対応

オリジナル素材の作成には、「HoloPlay Unity SDK」が使用できるほか、「Maya」「Blender」「AutoCAD」といった使い慣れたソフトも利用可能となっている。

編集しながらリアルタイムでコンテンツの挙動が確認できるので、ゲームクリエイターのテスト用としてももってこいだろう。

Kickstarterで支援受付中の「Looking Glass」は、2サイズ用意されており、8.9インチモデルが450ドル(約4万9900円)から、15.9インチモデルが2500ドル(約27万7200円)からとなっている。

今後増え続けるだろうホログラムコンテンツを、いちはやく試しておきたいという方は要チェックだ。

参照元:The Looking Glass: A Holographic Display for 3D Creators/Kickstarter

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