8月5日にスタートした木村拓哉初のネット番組「木村さ~~ん!」。TOKYO FMの「木村拓哉 Flow supported by GYAO」収録後の木村がいるブースにディレクターが現れるところから番組はスタート。

【写真を見る】毎年、お正月にやっていた“おめ言葉”を書く木村

初回となるこの日の企画は「ラジオで言っていた“アレ”をお見せします」と称して、木村がかつてラジオで話していたことや、していたことを1個1個見せていこうというもの。

まず一つ目は、お正月になったら毎年番組でやっていた「おめ言葉」を見せることに。

「おめ言葉」とは、新年1回目の放送で木村拓哉がその年の抱負や目標を書き初め形式で書くラジオの恒例企画だ。実際にスタジオで書いていたが、「リスナーの中には書いてないんじゃないか、と思っている人がいるかもしれない」とディレクターが木村に伝えると、「そんなに性格の悪い人はいないと思うよ」と木村。

今回は新たな船、“Flow”が無事出発したということで、“おめでとう木村拓哉 Flow”=“おめ言葉”を書いてくださいと頼まれる。習い事で使うようなお習字セットを見た木村は、「めちゃくちゃなつかしいじゃん!」とややテンションが上がるも、墨をするところから始める、と分かると「早速いやになってきたな…」と元気をなくす。

「だっていつも筆ペンじゃん。何で今日これなんですか?筆ペンでいいじゃん。いつもやっているあの形を全てお見せします、だったら筆ペンでいいでしょ」と訴えると「まぁ、確かに…」とディレクター。それにはすかざす「納得してんじゃねぇよ(笑)」と木村はツッコみを。

「これ無料動画用にやらされちゃってるんですよ」と墨をすりながらも、なお不納得な木村たが、それでも真面目に墨をすり、いざ色紙にFlowに対する“おめ言葉”を達筆な字で書き上げる。その言葉の理由を「ゲストも迎えられるし、方向性とか目的地っていうものを、今はまだ始まったばかりだから、そこまでガッチガチに固めなくていいんじゃないかなって」と明かした。そんな思いが込められた木村の直筆“おめ言葉”、ぜひ配信をチェックしてほしい。

そして次は、「今までラジオで話してきた木村のいろんなこだわりを、実際映像の前で見せていただきたい」とディレクター。こだわりその1は“深爪”。「白い部分が見えるのが許せない木村の爪を見せていただきたい」と話し、木村は「今はこれくらいです。でも切りたくてしょうがない」という爪を披露するも、ディレクターは「切るところないです、木村さん」と。「あるじゃん、ほらほら!」と親指の爪の白い部分を見せる木村は、「これ!これがダメなの!これ本当は切りたいです。今」とやはり白い部分が気になる様子。

「切りましょうか」とディレクターが提案すると、木村も「お!」と嬉しそう。高級爪切りと電動爪切りの2つが用意されるも、木村は両方使ったことがなく、それぞれを試し高級爪切りを使用することに。木村が爪を切る貴重な姿は、必見だろう。スワダというブランドで結構お値段が張る爪切り。木村の感想は「良し!」と高評価だった。

そして、最後のこだわりは、「納豆」。自身ではしと器、いつも食べている納豆とはちみつ漬けの梅を持ってきた木村は、納豆のふたをあけて、シートに納豆をつけずに外す方法、器に納豆を入れていつもの混ぜ方、食べ方を丁寧に解説する。付属のからしとだしは使わないことも明かし、ごはんを納豆が入っている器に盛ると、 “集中のポイント”があると木村。その模様はスローモーションで流れるので、こちらも要チェックだ。この“技術”にはスタッフも「何ですか!?それ」と盛り上がっていた。

#1の収録を終えた木村は「いつものスタジオで、いつものスタッフとやっているからリラックスはできているんだけど、これよ~く考えたらラジオと一緒で流れるんだよね? これがみんなに見られるかもっていうモチベーションがないままやってしまったので、まさに“自然体”ですよね。何も構えずやってしまったので、見る人はどう思うかなぁっていうところが非常に楽しみではありますけどね」と感想を話した。

8月の「Flow」のゲストは明石家さんまで、「関係性がもろ出ている。8月12日[日]放送もディープな内容になっています」と木村。そんな“ディープ”なラジオの後には、そのまま「木村さ~~ん!」を見て、日曜の昼を満喫しよう。(ザテレビジョン

納豆のこだわりを解説中の木村