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未だに根強い人気のゲームセンタースマホゲーム家庭用ゲーム機全盛の時代でも来場者が絶えることはなく、老若男女に支持されているスポットだ。

そんなゲームセンターだが、中にはかなり理不尽なゲームもあると聞く。とくに昭和から平成初期は、「そんなバカな」と思ってしまうことも多かった。

ゲームセンターの理不尽ゲーム」をプレイしたことがある人は、どのくらいいるのだろうか?

■ゲームセンターで理不尽ゲームをやったことがある?

しらべぇ編集部では全国の20代~60代のゲームセンターへ行ったことがある人1,143名に、「理不尽ゲームの経験」について調査を実施。

(©ニュースサイトしらべぇ

結果、「やったことがある」と答えた人は全体で12.2%。年代別に見ると意外にも20代の割合が高く、18.1%となっている。

昔のほうが理不尽ゲームが多いと思われるのだが、じつは若者のほうがゲームセンターのゲームに「理不尽」を感じた人が多い様子。

家庭用ゲーム機やDS・スマホゲームなど、ゲーム機の種類が増えた分、「理不尽」と感じるポイントが、ほかの年代よりも低いのかも。

■理不尽なゲームセンターゲーム4選

どのようなゲームを理不尽と感じたのか。経験者に話を聞いてみた。

(1)野球ゲームが突然…

「野球ゲームをプレーしていたら、3回に突然『コインを入れてください』と出た。負けているならまだしも、勝っていたのに次に行くためには金を入れろなんて、ちょっと理不尽すぎるのではないかと…」

(2)終盤になると難易度が高くなる

「『アルカノイド』など、終盤になればなるほど難易度が高くなるゲーム。難しくなるのはわかるけど、明らかに終わらせようとするのはちょっと。ユーザーのことをもうちょっと考えてほしい」

(3)操作性が悪すぎる

「ある女流棋士が使われた将棋ゲームなんですが、持ち時間が5分程度しかなく、ボタンと操作レバーで位置を指定する形で指さねばならない。

駒台から駒を打つときなどは、かなり時間がかかり、こちらが優勢でも操作スピードが追いつかず、必ず時間切れになってしまう。遊んでストレスが溜まるゲームは初めてでした」

(4)絶対取れないUFOキャッチャー

UFOキャッチャーで、明らかに取らせる気がない配置になっているのを見ると、プレイしなくとも理不尽だと感じてしまう。

また、アームの力が弱すぎる場合もありますね。取らせないのが目的なのはわかっているけど、あまりにも露骨なのはちょっと…」

昨今家庭用ゲーム機やスマホアプリなど、親切設計が当たり前になりつつあるゲーム。しかし、「回転」が命のゲームセンターには「理不尽ゲーム」が未だに存在しているようだ。

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(文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年5月18日~2018年5月21日
対象:全国20代~60代のゲームセンターに行ったことがある人1,143名 (有効回答数)

こんなのありかよ!? ゲーセンで遭遇した理不尽ゲーム4選