フリーター・既卒向け就職支援サービス「ハタラクティブ」は8月8日、「就職先についてのアンケート」調査結果を発表した

調査は今年7月16日~23日、2018年に新卒として企業に入社し、同サービスに登録した110人を対象に実施。2018年新卒の59.8%が「入社を決めた企業への入社を後悔している」と回答した。

理由の1位は、「入社前の情報収集が足りなかった」(31.3%)で、「やりたいことが明確にならないまま入社してしまった」(21.6%)、「最初に内定が出たという理由で入社してしまった」(20.9%)が続いている。曖昧な動機のまま入社したことで、ミスマッチを起こしているようだ。

第二新卒として活動ができるので「今後の就活は問題視していない」


売り手市場ならではの悩み、なのでしょうか

すでに退職した新卒に「退職までの期間」を聞くと、「3か月以内」(58.3%)、「1か月以内」(29.2%)と、合わせて87.5%の新卒が「入社から3か月以内」に退職している。辞める人は本当に早く辞めるようだ。

また、退職や転職をする際に誰に相談するか聞いたところ、最も多かったのが「両親」(34.2%)で次が友人(26.6%)だった。「会社の同期・先輩」に相談する人は12.6%しかいなかった。

一般的に、短期間での退職はその後転職活動で不利になると言われる。しかし、「これからの就職活動の認識」について聞くと、人手不足で売り手市場になっているからか、「第二新卒として就職活動を行えるので問題視していない」が40.4%で最も多い。

「短期離職をしてしまったので、次に就職をして長く勤まるかが不安」(23.4%)、「短期離職をしてしまったことに対して、すでに危機感を持っている」(16.0%)を大きく引き離す結果となった。