2018年8月31日より『アントマン&ワスプ』が公開されます。
【フォトギャラリー】『アントマン&ワスプ』登場人物 徹底紹介
2018年4月27日から公開されていた『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』に登場しなかったヒーローの1人、アントマン。
マーベル・スタジオの作品で、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』しかみたことがない人でも、『アントマン&ワスプ』をより楽しめるよう、
前作『アントマン』の内容を含めた、登場キャラクターについて紹介していきます。
※一部『アントマン』『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』などの映画の内容を含みます
アベンジャーズ史上最小で最大のヒーロー:アントマン/スコット・ラング
アントマンの歴史
アントマンが初登場した映画は、自らが主人公の『アントマン』。
アントマンとなるのは、窃盗罪で刑務所に服役していたスコット・ラング。
出所後も職に就こうとするが仕事に就けず、妻は娘を連れて別の人と再婚してしまいます。
最愛の娘と会えなくなったスコットは、娘と会えるようお金を稼ぐため、かつての仲間たちと再会し、お金持ちの家への窃盗を企てます。
お金持ちの家の金庫を開けると銀と赤色のスーツがあり、他に金目のものがないため、このスーツを盗みます。
そのお金持ちの家が実は、初代アントマン、ハンク・ピムの自宅でした。
ハンク・ピムの家の金庫にあったのは、アントマンのスーツだったのです。
そのスーツを着たスコットは、手のボタンを押すとアリサイズに縮んでしまいます。
奇妙なスーツを家に返しに行きますが、待ち伏せしていた警察に捕まってしまいます。
再び、刑務所に入ったスコットですが、刑務所から救ったのは、スコットが盗みに入った家の主、ハンク・ピムでした。
ハンク・ピムは、弟子であるダレン・クロス(イエロージャケット)から世界を救うため、あるものを盗もうとしていたのです。
あるものとは、ダレン・クロスが完成させたハンク・ピムの縮小能力。
そのため、ハンク・ピムは、潜入能力に長けた者を探しており、スコットと出会います。
スコットはアントマンとして、ハンク・ピムの弟子であるダレン・クロスと対決することになったのです。
この一件が片付いた後は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』でキャプテン・アメリカ側につき、アイアンマン達と戦い、海に沈む極悪犯罪者が収容されるザ・ラフトに捕まってしまいました。
アントマンの能力
アントマン最大の特徴は、ピム粒子と呼ばれる初代アントマンのハンク・ピムが開発した物質により、体のサイズを1.5cmまで自在に伸縮できるということ。
自らの身体のサイズを伸び縮みさせた戦い方を見せる一方で、縮小したまま戦うことで敵の銃弾や攻撃が当たりにくくなります。
また、身体が縮小していても質量は変わらないため、小さい状態でも殴れば相手に大きな衝撃を加えることができるのです。
その他に、縮小、拡大ができるディスクを物に当てて、物の大きさを変える戦い方も持っています。
アントマンは、アリサイズになれるだけでなくアリと交信することもできます。
アリをうまく使って船にしたり、羽アリに乗って飛んで移動する方法もよく使っていました。
さらに、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』では、アントマン自ら巨大化しジャイアントマンとしての姿を披露しました。
大きさはアベンジャーズ最小であり最大の大きさにもなれる、変わったヒーローといえるのです。
正義と悪の2人のヒロイン
アントマンのベストパートナーであり空飛ぶヒロイン:ワスプ/ホープ・ヴァン・ダイン
ワスプの特徴
前作『アントマン』では、アントマンの良きパートナーとして支えていました。
今作では、さらに強力なパートナー、ワスプとなって、アントマンと共に敵と戦っていきます。
もともと、スコット・ラングに格闘戦術を教えるほど、格闘技に精通しています。
前作のエンドクレジットで、ワスプのスーツが出てきていたので、次回作でワスプのスーツを着る期待が高まっていました。
その期待通り、ホープはスーツを着用し、ワスプとしての活躍を見せてくれるようです。
ちなみにワスプとは、蜂という意味。
アントマンと違いスーツに羽がついていて、飛行能力が身についています。
アメコミ原作では、電撃をくらわせることでき、ワスプ(蜂)の名前に相応しい攻撃をすることでも知られています。
もちろん、アントマン同様に縮小能力も使うことができます。
もともと持っている格闘技も駆使して、高い戦闘能力を発揮してくれるでしょう。
量子の世界をめぐる戦い
彼女の母親、ジャネット・ヴァン・ダインは、初代ワスプとして、初代アントマン、ハンク・ピムと共に任務にあたっていました。
ミサイルを止める任務の最中、ジャネットはミサイルを停止させるために、量子の世界 クアンタム・リアルムに閉じ込められてしまいます。
量子の世界は、時間の流れが普通のサイズの時とは違い、一度閉じ込められてしまうと一生戻ってこられないと言われています。
『アントマン&ワスプ』の物語は、量子の世界からジャネットを救い出すという展開もおこなわれそうです。
悪のヴィラン:ゴースト
映画公開前では、その設定は謎に包まれているヴィラン。
そのため、アメコミの原作での設定をご紹介していきます。
アメコミの原作では、もともとアイアンマンのヴィランとして登場したゴースト。
アイアンマンの宿敵として、苦しめていたのです。
性別も男性でしたが、『アントマン&ワスプ』では、女性のヴィランとしてアントマンの前に立ちはだかります。
『アントマン&ワスプ』でのゴースト
予告編などから予想される『アントマン&ワスプ』の中でのゴーストを紹介します。
予告編では白いスーツに身を包んだ姿が明らかになっています。
能力はあらゆる物体を透過させ、通り抜けること。
原作と同様の能力を持っている可能性が高いので、あらゆる攻撃を透過させ、反撃に転換できる力をもった強力なヴィランとなりそうです。
物体が透過することから、通常の攻撃が当たらなくなるので、縮小、巨大化するアントマンとワスプがどのようにして戦うのか注目が集まります。
ゴーストの目的は、アントマンやワスプの誕生の鍵である研究所をねらっています。
透過能力を駆使して、アントマンたちの施設に侵入しようとしているのです。
予告編では短い登場時間のため、その正体が気になります。
映画を見ることでその正体は、明らかになってくるでしょう。
2つのウォーをつなぐ物語
2つのウォーをつなぐストーリー! さらに『アベンジャーズ4』へ
『アントマン&ワスプ』の話は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』と『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の間の物語であると言われています。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』には、その姿を現さなかったアントマン。
監獄ザ・ラフトに収容されていました。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』では、政府と司法取引したアントマンは、ザ・ラフトをでて、自宅で謹慎中であるということだけ明らかになっています。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の騒動の間、どこで、何をしていたかが『アントマン&ワスプ』で描かれることになります。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』を見て、衝撃を受けた方は多いと思います。
コミカルで、ギャグ要素もある『アントマン&ワスプ』は、そんな衝撃を和らげてくれるでしょう。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の次作となる『アベンジャーズ4』は、より衝撃的な展開になるそうで、『アントマン』は2つの衝撃なアベンジャーズのクッションになってしまう!?
2019年5月3日全米公開(日本公開日未定)の『アベンジャーズ4(正式タイトル未発表)』へ繋がる重要な物語『アントマン&ワスプ』は2018年8月31日から公開されます。
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