(irontrybex/iStock/Thinkstock/画像はイメージです)
北海道の羅臼町で先月から今月にかけて、野生のヒグマが家畜を襲う事件が多発している。
中には飼い犬を襲われたケースもあり、その壮絶さに、ネット民も悲鳴をあげているようだ。
■飼い犬の死骸を穴に埋めるヒグマ
「読売オンライン」によると、1日には海岸町で、男性(47)が自宅の倉庫内で、ヒグマが飼い犬の死骸を穴に埋めているのを目撃。
男性が声を上げると、ヒグマは林の中へ逃げていったのだが…付近を見ると、そこにはすでに命絶えたもう1匹の飼い犬の無残な姿が。いずれもヒグマに殺されたようだ。
また7月には、峯浜町の酪農業の男性(38)の自宅敷地内から、飼育していたヤギが血痕を残したままいなくなる事件が発生。これもヒグマによるものと考えられているという。
■「言葉が出ない」
この報道に対し、ネットでは「怖い」「つらすぎる」などの感想が相次ぐことに。
・飼い犬の死骸とかつらすぎる…
・言葉が出ないね
・ヒグマ相手では犬もたまらんな
■「次の犠牲」懸念する声も
また、次の犠牲が出ないか、不安視する人も多い。
・獲物を奪われると取り返しに来るって聞いたけど
・クマは食糧不足に備えて余った獲物は埋める習性があるから、この場合そこは自分のテリトリーでまた来ますよってことだよね
・このヒグマに関しては猟友会さんにお願いするしかないか
・町民に熊撃退スプレー配布した方がいいな
■3%が熊との遭遇経験アリ
ちなみに、しらべぇ編集部では以前、熊に関する調査を実施。その結果、全体のおよそ3%が「熊に襲われたことがある」と回答した。
(©ニュースサイトしらべぇ)
にわかには信じがたい数値だが、「公益財団法人世界自然保護基金ジャパン」のサイトによると、環境省が2000~2003年度に行なった調査では、北海道の約55%の地域にヒグマが、本州の約45%の地域にはツキノワグマが生息しているという。
つまり国土の半分に熊が生息していることになるわけだ。
人も犬も家畜も、これ以上の被害が出ないことを願うばかりだ。
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【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年7月22日~2016年7月25日
対象:全国20代~60代の男女1,376名(有効回答数)
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