ダサかっこいい中毒性の高い曲として話題のDA PUMP「U.S.A」。この曲をカバーした替え歌が、ネット上で話題になっている。原曲は「U.S.A」だが、同曲では「I.N.K(田舎)」となっている。歌詞では宮城県栗原テーマにしており、

「I.N.K インパクトのある田舎じゃない I.N.K チャリンコ改造みんな真似した」
小学生の頃に築館町(旧名)に行く時『へ出かける』とにそう言い残してた」(※編注:奥州街道の宿場町。2005年に合併)
「C’mon Baby 栗原 子どもの医療費が無料です」

など栗原あるあるが散りばめられている。

1週間で40万再生突破 「ダンスと歌と上手すぎで笑った!」

画像はユーチューブをキャプチャ

他にも、「I.N.K 校の先輩クドカン』『英孝ちゃん』」という地元の有名人自慢や、「小学生の頃にマジ意味不明だけど国道4号線(編注:東京から栃木福島宮城岩手を経て青森へ至る一般国道)が日本一だと思ってた」というものの他、

「I.N.K FM入らない場所がちらほら」
「C’mon Baby 栗原 止まらぬ過疎化にインスパイア

など切実なものもある。カバーしたのは、仙台を中心に活動するエンターテイメントユニット「パンダライオン」。今6日にユーチューブ開し、10日現在で約40万再生されている。コメント欄には「ダンスと歌と上手すぎで笑った!!」「子供の医療費無料なんて魅的ですね!住みたいと思っちゃう」といったが寄せられている。

メンバーMOZさんの地元が栗原であることから、PRを兼ねてMV制作したという。MOZさんのツイッターによると「使用経費4000円足らず 撮影時間8時間足らず その後、レコーディング福島ライブの強行スケジュールで撮った、スピルバーグも『びっくりはら』な超大作MV」だという。

「色んな方々から、励のを頂いております。本当にありがとうございます。皆さんがクスっと笑えて、少しでも元気になれるような企画を考えて、東北から発信して行きたいと考えておりますので、応援宜しくお願いします」

とした上で「とりあえず、今の所叱られてませんがDAPUMPさんの懐の深さに感謝です!」とコメントしている。

栗原「若い方がこういうPRをしてくれるのは嬉しい」 人口は毎年1000人ずつ減

栗原2005年に全10町村が合併して誕生したで、同曲を聞いた同役所企画課定住戦略室担当者は、「歌詞がまさに栗原あるある」と話す。

「個人的に面く見ました。若い方がこういうPRをしてくれるのは嬉しいです。これをきっかけにぜひとも栗原を知ってほしいですね。でもやはり『止まらぬ過疎化にインスパイア』とかは胸が痛いです」

は人口約7万人だが、毎年約1000人ずつ減っている。理由の一つとして大学専門学校がないため、仙台首都圏に若者が流出することが挙げられる。同担当者は「それは仕方ないとしても、若者が戻りたくなる環境を作りたいです」という。

そのため昨年はよしもとクリエイティブ・エージェンシーと共同で体験移住プロジェクト「ゆるくておもしろい?移住」を実施した。気軽に移住を体験してもらうというコンセプトのため、

「参加者9人は常に栗原にいるのではなく、たまに来て地域の人と交流するという『ゆるい移住』でした。現在定住している人はいないのですが、たまに地域の人に会いに来る人はいますね」

と話す。今年度はまちづくり実践者、またそれを学生や若手クリエイターなどを「宮城県栗原市認定まちクリエイター」を募集している。実際にまちの魅につながる創作・表現活動やまちづくり活動を実施した人に「まちクリエイター」の称号を付与する。

「移住してもらうことも標ですが、クリエイターとともに地域を盛り上げていきたいと考えています」(同担当者)