今回は漢字の問題です。所謂、「難読漢字」といわれている漢字です。「鬼灯」「糸瓜」「饂飩」という3つの漢字を読むことができるでしょうか。おそらく、あなたはこれらの漢字で書かれたものを知っています。しかし、漢字で書くとどうなるのかなどと考えたことはないのではないでしょうか。一体これらの漢字は何と読むのでしょう。

1つ目の漢字は「鬼灯」です。2つの漢字を1文字ずつに分けると、「鬼」と「灯」です。なんとも恐ろしい感じがします。この漢字は、ある植物の名前を表しています。その実が赤い提灯のように見えることからこの漢字になったともいわれているそうです。この由来は大きなヒントになるのではないでしょうか。

-答えです。


「鬼灯」と書いて、「ほうずき」と読みます。たしかに、緑の葉っぱの横についている実は、赤い提灯のようにも見えますね。ただ、「鬼灯」の漢字の由来は、これだけではなく、他にもいくつかあるようです。

-2つ目の漢字は、「糸瓜」です。


これも植物の名前です。そのまま読むと「いとうり」ですが、昔は実際に「いとうり」とよばれていたそうです。この植物の実は繊維質で長さが60㎝ほどあり長い筒型をしています。夏にはグリーンカーテンにすることもあります。

-答えです。


「糸瓜」と書いて「へちま」と読みます。確かに、へちまの実は繊維質で長いですね。

-3つ目の漢字は「饂飩」です。


これも食べ物ですが、植物ではありません。この漢字からその食べ物を想像するのはかなり難しいと思います。この食べ物は香川県の特産品です。これはかなり大きなヒントです。

-答えです。


「饂飩」と書いて、「うどん」と読みます。「うどん」という名前は、小麦粉の皮に餡を包んで煮た「混飩(こんとん)」という名前の唐菓子に由来しているという説があるそうです。

難読漢字は、植物の名前、食べ物の名前、動物の名前、苗字などの中に数多くみられます。難読漢字の読み方や由来を調べて見るのも面白いかもしれません。

今回は食べられるものに関する難読漢字の問題でした。難読漢字にはまだまだ色々な種類があります。「鴨脚」など、興味深い難読苗字 というものもありました。


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この難読漢字いくつ読める?全部読めたら天才かも?!