8月11日は、地球に最接近する「スーパームーン」となる。筆者が何度も警告してきた通り、大地震の発生に警すべきタイミングだ。6月14日に新スーパームーンが重なった時は、その4日後に大阪北部地震(M6.1)が発生し、大きな被害が出た。今回のスーパームーンは部分日食と重なる非常にしいタイミングであることから、11日前後は特別に注意しなければならない。


スーパームーン前後に大地震が起きまくっている!

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 本来「スーパームーン」とは天文学ではなく占術用であり、その定義も一様ではないが、一般的にはの地心距離地球の中心からの中心までの距離)が36万キロ未満になる現のことをす。この基準に照らし合わせると、今年はスーパームーンが5回もあるしい年で、8月11日が今年最後となる。では2018年、すでに観測された4度のスーパームーンの前後に、世界各地でどのような地震が起きていたのか、以下にまとめてみよう(M6.0以上または最大震度4以上)。

1月2日満月
1月6日千葉県西部 M4.8、最大震度4

1月31日満月・皆既月食
1月29日アフリカ M6.6
1月31日アフガニスタン M6.1
2月1日:ウォリス・フツナ(南太平洋) M6.0
2月6日台湾 M6.1

6月14日:新
6月18日大阪北部地震 M6.1、最大震度6弱

7月13日:新部分日食
7月13日バヌアツ M6.4
7月15日イエメン M6.0

 このように、スーパームーンの前後(とりわけ数日後まで)の期間に、M6規模以上の大地震が起きているのだ。また、上に示したように今年のスーパームーンは、日食月食を伴うケースが多い。筆者の経験からすると、スーパームーンが単独で起きる場合よりも、さらに地震に注意が必要と思われる。しかも、下に示すように8月11日スーパームーンに対応すると思しき地震がすでに発生しているのだ。

8月11日:新部分日食
8月5日インドネシアロンボク M7.0


過去30年間の日食前後に起きた大地震

 では、2018年スーパームーンと地震が連動しやすいことをさらに補強するため、過去日食の前後、大地震が起きたケースがどれだけあったのか調べてみた。直近30年で観測された日食の前後1週間に起きたM7.0以上、または最大震度5以上の地震を以下に示す。

1990年7月22日皆既日食
1990年7月16日フィリピン、バギオ大地震 M7.8、死者1621人

1998年8月22日金環食
1998年8月20日小笠原諸島西方 M7.1、最大震度3。

1999年8月11日皆既日食
1999年8月17日トルコ地震 Mw7.6、死者17000人

2000年7月1日部分日食
2000年7月1日神津 M6.4、最大震度6弱

2000年7月31日部分日食
2000年7月30日三宅島 M6.5、最大震度6弱

2003年5月31日金環食
2003年5月26日宮城県 M7.1、最大震度6弱

2005年10月3日金環食
2005年10月8日パキスタン地震 M7.6、死者約8万7千人

2007年3月19日部分日食
2007年3月25日能登半島地震 M6.9、最大震度6強

2007年9月11日部分日食
2007年9月12日スマトラ島沖地震 Mw8.5

2010年1月15日金環食
2010年1月12日ハイチ地震 Mw7.0、死者31万人以上

2013年11月3日皆既日食
2013年11月3日トンガ諸 M6.2

2013年11月13日皆既日食
2013年11月12日ロシア M6.6

2015年9月13日部分日食
2015年9月16日チリ中部 Mw8.3

2017年8月12日皆既日食
2017年9月7日メキシコ・チアパ地震 Mw8.2、死者91

2018年8月11日部分日食
2018年8月5日インドネシアロンボク M7.0、死者300人以上

 このように、世界各地で15件の大地震が起きているが、どれも大きな被害を出した地震ばかりだ。念のため、これらは日食が単独で起きた場合の例ではあるが、今回のようにスーパームーンと重なる場合、さらに地震に警する必要があることは摘するまでもない。


■すでに要注意期間に入っている!

 前述のように、すでに今5日にインドネシアロンボクでM7.0の地震が発生し、300人以上の死者が出ている。この地震は、11日のスーパームーン(新)と部分日食の影下で起きたと考えられるが、これだけで終わるとは限らない。筆者は昨年の記事で「環太平洋時計回り法則」を提唱したが、リングオブファイア(環太平洋火山帯)上で大きな地震が起きた後は、震時計回りに移動していき、次は日本付近で大きな地震が起きる可性が高くなるのだ。

 トカナでもおなじみの占い師、Love Me Do氏は7月の記事で、8月11日前後は地震・噴火・台風などの自然災害に注意が必要と警告しているが、もちろん筆者も同意見だ。しかも今回はスーパームーンが重なるとなれば、少なくとも1週間後の18日頃までは、ロンボクで起きたような大地震日本でも起こる可性を考慮しておかなければなるまい。

 また、余談ではあるが、ロンボク地震は5日の現地時間19時46分37日本時間20時46分37)に発生したが、4年前の記事で紹介した恐るべき法則に従っていることが判明している。実は、世界各地で起きる大災害や大事件は、不思議なことに「○時46分」に発生する例がとても多いのだ。たとえば、阪神・淡路大震災9.11同時多発テロ東日本大震災チリ地震など。これは一体どういうことだろうか? 今後、さらなる分析が必要となるだろう。

 いずれにしても、11日のスーパームーンと部分日食という強な組み合わせのもとでは、どんな大地震が起きるか、筆者も正直なところ推測し切れない部分がある。どのような事態が起きても冷静に対処できるように、もう一度備えを確認しておこう。
百瀬直也)


イメージ画像は、「Thinkstock」より

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