運転初心者若葉マークや高齢者の四つ葉マークなど、いわゆる運転者標識は、ドライバーの経験や年齢、障がいに応じて、車両に表示する必要があります。これら運転者標識は、表示しないと道路交通法違反になるのでしょうか。

運転者標識とは?

運転者標識初心者や高齢者、身体障がい者などが運転する車両を保護する的で制定されています。いずれかのマークを表示している車両に対して、幅寄せや割込みを行うと交通違反となります(ただし危険回避などのやむを得ない場合を除く)。反則は中・大で7,000円、普通車二輪車で6,000円、小特殊で5,000円です。行政処分点数は1点です。

運転者標識は4種類あり、表示場所は道路交通法で「体の前面と後面の両方に、地上0.4m以上1.2m以下の見やすい位置」と定められています。また、運転者標識車両につけないと道路交通法違反になるものとならないものがあります。

それぞれ確認していきましょう。

運転者標識の種類・特徴
初心者マーク

心者運転標識は、いわゆる「若葉マーク」です。対者は、運転免許を受けた期間が1年未満のすべてのドライバーです。(免許停止期間は除かれます)

運転期間1年未満のドライバー初心者標識を表示せずにクルマを運転した場合、道路交通法違反となり反則4,000円、行政処分点数は1点が課されます。

運転免許を受けて1年以上が経過しても運転に自信のないドライバーは、引き続き初心者運転標識をつけて運転することも可で、交通法違反には問われません。ただし運転標識掲出車両に対する保護措置は効となり、側方からの幅寄せや割込みに対して相手車両が反則を取られることはありません。

高齢運転者マーク

高齢者運転標識は、以前はオレンジ黄色でしたが、2011年(平成23年)より、現在の「四つ葉マーク」に変更されています。掲出対者は70歳以上のドライバーで、加齢にともなう身体機の低下が運転に影をおよぼすおそれのある方です。

高齢者運転標識の表示は義務ではなく、努標です。そのため70歳以上のドライバーが高齢者運転標識につけていなくても交法違反には問われません。

高齢者標識を入手できるのは運転免許試験場、免許更新センター、免許更新警察署などで限られています。70歳の免許更新時に購入しておきましょう。

聴覚障害者マーク

聴覚障がい者標識は、運転免許の条件欄に聴覚障と記入されている方が対となります。聴覚障がい者標識の表示は義務。未表示は、交法違反となります。反則は4,000円、行政処分点数は1点です。

聴覚障標識運転免許センターの売店で販売されています。

チョウチョマーク」は、聴覚障者が運転しています。もしチョウチョマークをつけたが立ち往生していたら、クラクションを鳴らさずに直接話しかけてお手伝いしてあげましょう。

身体障害者マーク

こちらの「四つ葉マーク」は、身体障がい者標識です。対は、運転免許の条件欄に肢体不自由と記入されている方ですが、表示義務はなく、罰則もありません。

身体障がい者標識は、運転免許センターの売店で購入できます。

他のマークの扱いは?
車椅子マーク 駐車場

自動車に表示されるマークは他にも「車椅子マーク」がありますが、道路交通法上の効はありません。車椅子マークは広く障者を意味するシンボルマークです。

その他、「赤ちゃん乗ってます」「ペット乗ってます」「お年寄りが乗ってます」「ドラレコ撮影中」などは周囲に注意喚起をうながすためのもので、こちらも効はありません。

しかし、「ドラレコ撮影中」などは、あおり運転抑制に一定の効果があるようで、ドライブレコーダー本体とともに注されています。

若葉マークや四つ葉マークなど、運転者標識はつけないと違反になるの?