Amazonライムビデオ2016年から配信され、今年5月には劇場版開された「仮面ライダーアマゾンズ」で演を務めた藤田富が、実録怪談ドラマに挑む「拝み屋怪談」が8月11日(土)より「ひかりTV」と「dTVチャンネル」にて配信中。このたび藤田インタビューを行い、本作に挑む意気込みや自身が体験した怪異体験について聞いた。

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第5回『怪談実話コンテストで大賞を受賞し小説家デビューし、東北の片隅で実際に“拝み屋”を営む原作者・郷内心瞳が見聞きした怪異体験を元に映像化した本作。奇怪な現を体験した依頼者から日々持ち込まれる相談を受ける“拝み屋”の郷内(藤田)。様々な霊と向き合う彼自身も、この世ならざる存在“アヤカシ”に長年苦しめられていた…。

「『仮面ライダーアマゾンズ』のあと、すぐにお話をいただいたので、まさかこんなにくまた役のオファーをいただけるなんてと驚きました」と、その時の心をうれしそうに振り返る藤田。聞きなれない“拝み屋”という職業については「最初は除霊をする仕事だと思っていた」とのことで「郷内先生から直接お話を伺って、対話を通して不安を取り除く仕事なのだと知りました」と明かす。

実際に原作者である郷内に会った印を「想像以上に気さくな方でした」と藤田が本作で演じるのは、郷内本人役。「話をする時に相手のをじっと見つめるところや、一人の人間としてかのになりたいという考えを持っているところが、依頼者との信頼関係を生むのだと感じました」と明かす。

また29万人以上からフォローされている自身のTwitterアカウントに撮影のオフショットを何枚も投稿していた藤田。その中には付箋をたくさんつけた台本の写真も見受けられた。「脚本を初めて読んだ時は正直わからないことも多くて、新たに挑戦する役ですから『勉強しなきゃ!』と思ったんです。心霊現にもいろいろなパターンがあったり、思っていた以上に霊と生きた人間のドラマがあって、読み込んでいくうちにいろんなことが想像できるようになりました」と藤田の表情からは、摯に役に向き合う実さが感じられた。

悩みや不安を抱えた依頼人と向き合い、その心をほぐしていく役割を果たす “拝み屋”という職業は、ある意味では「仮面ライダー」と同様に“ヒーロー”のような存在でもある。藤田にとって“ヒーロー”とはなにかねてみると、迷うことなく「決して璧なものではなく、一人の人間として相手を一番に考えられる人だと思います」との答えが。「全面的に信頼される役柄を演じるのは初めてですが、自分自身そろそろ落ち着きはじめてきた年齢ということもあって、しゃべり方やのトーンには気を配っています」と、自身のヒーロー観も役に反映させているようだ。

また藤田自身、過去に奇怪な現に遭遇したことがあるそうで「以前友達と何人かで都内近郊にある心霊スポットトンネルに行ったんです。するとそのなかの1人が、トンネルの上に女性と子どもの幽霊を見つけて…。慌ててに戻ったんですけど、エンジンがかからず、が動かなくて。ほかのが通りかかった間に動いてくれたんですが、調べたら本当にその場所で過去女性と子どもが亡くなる事件があったらしくて…」という衝撃的なエピソードも。「霊のいたずらって本当にあるんですね」とにこやかにるが、以前霊者から「1人憑いている」と言われたこともあるそうだ。

実際に霊と向き合ってきた経験を持つ藤田だからこそ生まれる真実味も、本作の重要なファクターになりそうだ。モデルから俳優へと転身を遂げ、急成長を続ける彼に訪れた新たな挑戦であり、ハマり役となること間違いなしの「拝み屋怪談」。原作現在6作まで刊行されているだけに、今後シリーズ化される可性も充分だろう。「続編が作られるなら絶対にやりたいですね!」と藤田強く意気込みをった。(Movie Walker・取材・文/久保田

「拝み屋怪談」で主演を務める藤田富に直撃!