11日、明治安田生命J1リーグ21節が開催。湘南ベルマーレvs横浜F・マリノスの『SKYシリーズ』がShonan BMW スタジアム平塚で行われる。

◆対照的な両者
現在7勝5分け7敗の五分で11位につけている湘南と、5勝5分け9敗の15位に位置する横浜FM。互いにボトムハーフでありながら、その状況は大きく異なる。

湘南は、前半戦こそ勝ち点を伸ばせずに苦しい戦いを強いられていたが、ロシアワールドカップによる中断期間が明けると2勝2分け(1試合未消化)の敗で、勝ち点8を積み上げている。一方の横浜FMは、革新的なスタイルに挑戦も勝ちが増えず、中断明けは1勝3敗 (1試合未消化)。現在は3連敗中であり、降格圏の16位ガンバ大阪とは勝ち点で並んでいる状況だ。

湘南スタイル継続しさらなる飛躍を湘南ベルマーレ
前節は首位のサンフレッチェ広島とアウェイで対戦。先制しながらも広島に逆転を許す苦しい展開だったが、終了間際に相手のオウンゴールで同点に追いつき、勝ち点1を拾った。

場であっても、相手よりも走る“湘南スタイル”は継続。前節こそ2失点を喫したが、失点も減り、得点が増え、数字としても結果を残している。それでもこの時期、選手たちに負担はかかる。終盤の失点をいかに防げるのかが勝利へのカギとなるだろう。

◆荒波から生還できるか横浜F・マリノス
一方の横浜FMは、リーグ戦3連敗中。前節は川崎フロンターレとの『SKYシリーズ』で0-2と敗を喫し、降格圏が下に迫る危機的な状況に陥っている。

シーズン横浜FMは、選手にとってもサポーターにとっても難しいシーズンとなっているだろう。試合によっての出来が大きく異なり、大量得点もあれば、大量失点もあるシーズン。毎試合どちらに転ぶのか、蓋を開けて見なければわからない状況だ。初のJ2降格を避けるためにも、この荒波をどう乗り越えるのか。連敗ストップめられる。

【予想スタメン&フォーメーション】
湘南ベルマーレ[3-4-2-1]

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GK秋元陽太
DF:岡本拓也、坂山根視来
MF藤田征也、石川野央大暉
MF菊地俊介小川慶治朗
FW:山
監督:曺
スターティングメンバーは前節の広島戦と同じと予想。結果が出ているFW山を1トップに置き、今ヴィッセル神戸からレンタル移籍で加入したMF小川慶治朗も引き続き先発すると予想する。

横浜F・マリノス[4-3-3]
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GK:飯倉大
DF:松原健、中澤佑二、ドゥシャン山中
MF:喜田拓也、扇原天野
FW:仲人、ウーゴ・ヴィエイラオリヴィエ・ブマル
監督アンジェ・ポステコグル
3連敗と元気のない横浜FMカギはいかに攻撃が奮起するかだ。トップには前回対戦でハットトリックを記録しているFWウーゴ・ヴィエイラ、両サイドにFW仲人、MFオリヴィエ・ブマルを配置すると予想する。

【注選手】
◆FW山(湘南ベルマーレ)
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湘南の注選手はFW山だ。今徳島ヴォルティスから加入し、自身初のJ1挑戦となった山。前々節にJ1ゴールを含む2ゴールを記録すると、前節もPKからゴールチームの得点になりつつある。横浜FM相手には大量得点も望めるだけに、山の奮起が勝利へのカギとなるだろう。

◆DF山中(横浜F・マリノス)
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横浜FMの注選手はDF山中だ。トルコ1部からのオファーもあったとされる山中だが、今シーズン横浜FM屋台の1人。前回対戦でハットトリックを記録しているウーゴ・ヴィエイラも重要な存在だが、サイドアタックキーマンである山中に注したい。走には自身のある湘南相手に、山中がいかに守備を混乱に陥らせられるのかに注だ。

◆荒れたか、穏やかな
状態の差はあるものの、両者の前回対戦を思い出せば、今節の戦いは見応え十分になると予想される。日産スタジアムで行われた第9節では、互いの攻撃が躍動。前半だけで両チーム合わせて7ゴールが生まれる乱打戦となった。

湘南アレン・ステヴァノヴィッチが2得点、横浜FMのウーゴ・ヴィエイラが3得点と両外国人が躍動。打ち合いとなったが、見応え十分の試合だった。

中断明けは、自分たちのペースで試合が行えている湘南と、相手のペースに飲まれすぎている横浜FM。今回の対戦は、どのような波が試合中に起きるのか。終盤戦に入るリーグ戦で、勝ち点を稼ぎたい両者。湘南vs横浜FMの『SKYシリーズ』は、11日(土)の19時キックオフを迎える。
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