8月3~5日に東京お台場 周辺エリア内最大級のアイドルイベントTOKYO IDOL FESTIVAL 2018」が開催された。ここでは2日に行われたアイドルによる腕相撲対決「アームレスリング大会 powerd by TOWER RECORDS ザ・感謝祭」にスポットを当ててレポートする。

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「アームレスリング大会Powered byTOWER RECORDSザ・感謝祭」は、タワーレコードレーベル所属のアイドルによるライブイベントから生まれた名物企画出張版。アイドルたちが世界アームレスリング連盟の公式リングを使い、トーナメント形式で頂点をす。2014年12月ライブイベント「T-Palette感謝祭 2014」内で行われた第1回大会ではアップアップガールズ(仮)森咲樹が初代チャンピオンに。第2回大会も連覇しただったが、2017年1月の「TOWER RECORDS presents ザ・感謝祭 2017 新」では3連覇を果たしたにも関わらず、突然乱入した元アイドリング!!!酒井瞳が圧倒的な強さでベルトを奪い、は大粒の涙を流した。昨の「TOKYO IDOL FESTIVAL 2017」では初の「TIF出張版として「アームレスリング大会Powered byTOWER RECORDSザ・感謝祭」が実施され、酒井へのリベンジに魂を燃やすも、決勝戦でハコイムスメの新鋭・我妻実に敗。酒井我妻による最終決戦では、やはり酒井が圧倒的なパワー差で挑戦者をねじ伏せベルトを持ち帰った。

今回の大会では予選で6名が決勝大会へと進み、我妻シードで決勝へ。8人によるトーナメントの勝者が酒井への挑戦権を得る形となった。予選会にはQ-pitchの榎本あやせ、chuLaの夏目さきShine Fine Movement朝比奈るう、アップアップガールズ(2)の高萩千、ChuOh!Dollyの辻村美月いちごみるく色に染まりたい。の丸すう、JewelRougeの星野放課後プリンセス関根ささら、純情のアフィリアからユミ、アミナ、ベール、カナ、アイドルカレッジから河地柚奈、増田柚那、石塚、第1回大会から連敗を重ねているアップアップガールズ(仮)佐保明梨が参戦。佐保は空手帯所有者で木製バットを蹴りで2本折るほどの実者ながら、腕相撲ではなかなか結果を残せない。予選第1戦は同じく空手帯を持つアイカレ石塚との対戦となったが、佐保はついに初。嬉し涙を流す佐保と悔し涙を流す石塚に、立会人のクロちゃん安田大サーカス)は持ちネタ吹雪を出して両者の健闘を讃えた。佐保はそこから順調に勝ち進み、決勝大会行きの切符を獲得。予選会では佐保のほか、なぜか競泳水着リングに上がったchuLa夏目や、その夏目を倒したQ-pitch榎本、前回大会でも活躍を見せたアプガ(2)の高萩、数で勝負したアイカレで一勝ち進んだ増田、佐保に敗れながらも辛くも3位で残った放プリ関根が決勝へとコマを進めた。

決勝大会ではまず出場者が1人ひとり登壇し、それぞれ大会にかける意気込みをった。初出場の増田アイドルイベントとは思えない楽屋の空気感に怯え、初勝利からの連勝で登ってきた佐保は「私がさかっち(酒井)を倒します!」と気合十分。その気合を上回る、気迫る表情でステージへと上がったシードは、プロレスラーオカダ・カズチカと同じトレーナーの元で鍛え上げたという体美をアピールした。一方、前回を下した我妻は「今日はあくまでアイドルフェスティバルお祭りなので楽しむ気持ちも忘れずに、でも着実な勝ちを狙いにいきたいです」と笑顔の下で静かな闘志を燃やしていた。そしてディフェンディンチャンピオン酒井は、大事なベルトをスーパーのビニール袋に入れてゆっくりと入場。絶対王者格を漂わせつつも、勝敗の如何に関わらず本大会をもってアームレスリング大会から引退することを事前に表明した。

決勝戦第1試合は、酒井引退宣言を受けてさらなる闘志を剥き出しにしたと、スクール水着夏目による対決。は一時形勢逆転のピンチに陥るも、なんとかしのいで夏目を押さえ付けた。第2試合では波に乗る佐保が勢いのままに勝ち上がるかと思われたが、両親ともに陸上選手だというサラレット榎本の前に惜敗し、例年通り大粒の涙を流した。佐保の後輩・高萩は初出場の増田を下して準決勝へ。我妻は盤石の試合運びで関根を押さえてコマを進めた。我妻酒井へのリベンジのため負けられないは、手加減なしの攻撃で榎本を潰して決勝戦へ。我妻もまた余裕を感じさせる強さで高萩に勝利し、決勝戦は下評通り、我妻の戦いとなった。

過去2度の大会で決勝のリングにて拳を合わせた我妻だが、これまでの戦績は1勝1敗。緊で静まり返る会場に、レフェリーの「レディ……ゴー!」のく。我妻はじわりじわりと右腕をひねり、の手の甲をリングに押し付ける。ゴングの音が聞こえたあともはしばらく呆然と立ち尽くし、やがてリングの下へとへたり込み嗚咽するというデジャブのような展開を迎えた。

昨年と同じ顔合わせとなった最終決戦だったが、ここで我妻は大番狂わせを起こす。過去の大会では常に余裕すら感じさせる試合運びでベルトを奪い続けてきた酒井だったが、我妻と手を合わせた間に不安げな表情を浮かべ、そのままなす術なく押し負かされてしまう。予想外の展開に場内は一静まり返り、すぐに大歓が沸き起こった。ハコムスは7月末のワンマンライブのために泊まり込みで強化合宿を行っており、フィジカル面で急成長を見せていた我妻。勝利のゴングを聞いたハコムスメンバー我妻に飛び付き、涙を流してリーダーの大金星を喜び合った。ここまでポテンシャルのみで頂点に立っていた酒井は初を喫してアームレスリングから引退することに。ベルトを巻いた我妻の姿に再びオイオイと悔し涙を流したは、酒井に「来年も出てください!」とリベンジを懇願した。

最終決戦で我妻桃実(左)と手を合わせた瞬間、不安げな表情を見せる酒井瞳(右)。